健康美活

毛細血管の減少を改善すれば、肌の老化や冷え性を改善できる!

体中に張り巡らされた毛細血管。健康はもちろん、お肌のシミやしわたるみにも関係するんですよね。

NHKのためしてガッテンでも「毛細血管ケアで若返る方法」として、毛細血管を増やす方法が紹介されていましたよ。

そして先日、主治医が見つかる診療所で「毛細血管で若がえる肌の老化や冷え性の解消」といった特集が組まれているのを見ました。

ためしてガッテンでは紹介されなかった、毛細血管を増やす方法や、毛細血管が消えそうになってるかどうかを見極める簡単な方法などが、紹介されていて面白かったです。

まとめておきますね。

目次

肌の不調が気になる人は、毛細血管が減っている可能性が高い

毛細血管は薄くなったり、なくなることもあります。毛細血管がなくなると、充分に酸素や栄養が届かなくなります。老廃物も排出されずに溜まります。

お肌の調子が悪いなと感じている人は、毛細血管が減っている場合が多いです。

なぜなら、肌は臓器と違って生命に関係ありませんよね。なので、もっとも先に栄養や酸素が行き届かなくなり、早くに異常を感じやすいのですね。

 

肌の不調が気になってる女性の毛細血管を調査

最近、急に肌のくすみが気になってきた40代の女性。
彼女の指先の毛細血管は、ねじれていたり隙間が空いたようになっているところがありました。

お肌のシミが消えにくくなって、たるみが気になってきた30代の女性。
彼女の指先の細血管も、本来は規則的に並んでいるはずの毛細血管が不規則な並びであったり、所々消えかかったような毛細血管になっていました。

彼女らのように、肌に不調を感じている20代から70代までの15人を調査した結果、14人の方が毛細血管に異常が見られました。

 

ゴースト血管とは?

消えかかってなくなりそうな血管をゴースト血管と呼びます。

加齢とともに、こうしたゴースト血管と呼ばれる毛細血管になりやすくなります。

若い女性であれば、本来、女性ホルモンのおかげで血流が保たれています。

それが最近では、ストレスや疲れ、不摂生などから、若い女性でもゴースト血管となっている方が多いのです。

自分の毛細血管がゴースト血管かどうかをチェックする5項目

では、自分がゴースト血管かどうかをチェックしてみましょう。以下の5つの点に当てはまるかどうか自己診断してみてくださいね。

  1. 最近白髪が増えた
  2. 目が疲れやすくなった
  3. 目の下にクマができやすくなった
  4. 体がむくむことが増えてきた
  5. 睡眠をしっかりとっても翌朝疲れが抜けなくなった

これら5つの項目って、50代女性だったら全部が当てはまるのは普通だと思うのは、私だけでしょうか?
つまり、私が全部当てはまったのですよ・・なんか、そういうのって嫌ですよね~。地味にショックです。

 

目で見てわかる簡単なゴースト血管チェック法

足の内側のくるぶしの下を見ます。


ピンクの丸で囲んだあたりですね。この部分は皮膚が薄いので、血管が見えやすいのです。
あなたの足は、青く太い血管の周りに、赤紫の細い血管が浮き上がっていませんか?これは血流が悪く、未完成なままになってしまった血管。毛細血管がゴースト化している人に多い状態なのですね。

はい、これが私の足、撮ってみましたよ。

さつき
さつき
未完成なままの血管だらけで嫌になってしまいます(T_T) 。。
どうしましょ。大丈夫、打つ手も紹介されましたから!

 

毛細血管がゴースト化する3つの原因

  1. 運動不足
  2. 太りすぎ
  3. 食べ過ぎ

なんとまあ、いたって普通に健康を害すると言われることが原因なのですね。

私の場合は、痩せているし食べ過ぎることはないので、加齢と運動不足といったところでしょうか?

では、ゴースト化した毛細血管を改善する方法ってあるのでしょうか?

新生といって、新しくできたり、消えてしまった毛細血管が生き返ることも可能なのです。

 

香辛料のヒハツで毛細血管が改善する

漢方の一つでもあり、沖縄のソーキそばにかける、ヒハツというコショウ科の食品を知っていますか?

このヒハツが毛細血管の改善に効果的なのだそうです。女医さん自らが冷え性で毛細血管がゴースト化していたために、ヒハツを試した結果、毛細血管が増えたことで、患者さんにもオススメしているとのお話でした。

ヒハツは、ロングペッパーや島コショウと呼ばれる香辛料。インドのアーユルヴェーダでは冷えをとり、長寿を促す薬として利用されています。

ヒハツの使い方はいたって簡単。お店にパウダー状で出回っているので、いろいろな食事に、香辛料であるコショウと同じように使います。

ヒハツの1日の摂取の目安は小さじ半分(約1グラム)です。最大でも1日小さじ一杯(約2gグラム)以内にしておきます。ヒハツのとりすぎには注意します。少量を長く摂取するのが理想ですよ。

ヒハツは、一度の食事で摂ってもいいし、2度3度の食事に分けても大丈夫です。

主治医の見つかる診療所では、大桃美代子さんが、10日間ヒハツを取り続けた結果、毛細血管が太くなり血液が流れやすくなっていましたよ。

 

ショウガやシナモンも毛細血管を改善したり増やすのに効果的

ヒハツよりも身近なもので毛細血管を改善させる食材として、しょうがやシナモンをおすすめされていましたよ。

生姜はオーブンで熱を加えて少し乾燥させると、血行を良くする作用がとても強くなります。

これは、ショウガに含まれるジンゲロール。これに熱を加えることで、ショウガオールとなるからなんですね。ショウガオールは胃腸を刺激するので、熱を作りやすくなるのです。

とくに蒸ししょうがや熱を加えて乾燥させたものは、生のしょうがに比べて数倍もの体を温める効果があるといわれていますよ。

体温を上げる蒸し生姜の作り方(作り方の記載してある別サイトに飛びます)

またシナモンは発汗作用も高まり、胃も丈夫にします。紅茶に入れたり、お菓子や料理にも使われていますね。

 

スキップやつま先立ちで動脈を鍛えて毛細血管を増やす

体を動かして毛細血管を改善したり増やすには、以下の2つがオススメです。

  • スキップ
  • つま先立ち

スキップは太ももを上げることで、動脈の流れを促し血行が良くなります。

ためしてガッテンでは、その場スキップでも効果があると言われていましたね。

またつま先立ちもおすすめ。つま先立ちは下半身の筋肉のポンプを強くします。すると血流がよくなるので、毛細血管も改善されます。

つま先立ちに似ていますが、かかとの上げ下げも効果的では?綺麗な女優さんには、スキマ時間を使って、かかとの上げ下げをして、健康美を維持してらっしゃる方も多いようですよ。

つまり下半身をきちんと鍛えていくことが、毛細血管を増やす結果となります。

毛細血管には筋肉がなく、手前の動脈が押した勢いで血液は流れています。ということは、動脈を鍛えてあげるといいです。また、押してあげるマッサージも毛細血管に効果的。

 

まとめ

ゴースト(消えかかりそうな)血管が自分にあることを知り、毛細血管を改善したり増やしたりすることで、肌のくすみ、シワやたるみなどの老化を改善する。

毛細血管がゴースト化しているかどうかを知るには、
1.最近白髪が増えた
2.目が疲れやすくなった
3.目の下にクマができやすくなった
4.体がむくむことが増えてきた
5.睡眠をしっかりとっても翌朝疲れが抜けなくなった

以上の5項目が当てはまるかどうか。また、足のくるぶしの下に赤紫の細かい血管が見えるかどうかをチェックする。これらに該当すれば、毛細血管がゴースト化している可能性が高い。

毛細血管を改善したり増やしたりするには、沖縄のソーキそばに使われるヒハツという香辛料を1日に小さじ半分を目安に料理に使っていただく。

その他の食材では生姜やシナモンをオススメ。

運動ではとくに下半身を鍛えていくことで、動脈を鍛えることとなり、毛細血管もふえることになるので、オススメ。

私の感想

自律神経のバランスを整えて体温を上げる方法でも話しましたが、太ももを使った簡単なエクササイズは、私もいろいろとやっていますが、良い感じですよ。

太ももを使う簡単な運動って、結局ふくらはぎも使うので、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎが柔らかくなります。

ふくらはぎのむくみも改善されますしね。女性用プロティンタンパクオトメも愛飲して、体中のお肉が垂れるのに抵抗中(笑)。

つま先立ちやかかとの上げ下げは、私もスキマ時間でやるよう心がけているところです。お湯が沸く間にやること多いです。あと、立ったままでパソコン作業をやっているときなども。

スキップは、ためしてガッテンを見た当初はよくやっていたのですが、やるのが面倒だったり、忘れるので持続できてないですね。

ところで、沖縄のソーキそばにかけるというヒハツは、その存在自体を知りませんでした。沖縄には、健康や美容に良い食材が多いですね。沖縄に行ってソーキそばを食べたくなってきます。美味しいですよね。

今度は、スーパーでヒハツという香辛料を探してみることにします。コショウのさらに刺激的なやつを想像していますが。

まあ、ヒハツが口に合わなかったら、手軽に生姜でも良いのかな?って感じに思っていますよ。