美肌効果アップネタ

大人ニキビの原因はインナードライ肌が原因?改善するには化粧水だけの保湿ではNG

インナードライ肌って聞いたことありますか?
乾燥しているお肌のことなのですが、パッと見た目、テカリのある肌だったり、潤いのある肌に見えるから、自覚しにくいんですね。もしかしたら、自分では脂性のお肌って思っているかも。

私と同じ50代の知人に、お肌がつやつやしていているのだけど、大人ニキビがよくできることを悩んでいる女性がいるんですね。

彼女はとても乾燥肌には見えません。でも、もしかして、インナードライのお肌なのかな?と思い、調べてみましたよ。

目次

インナードライ肌とは?

肌が脂っぽいテカリ肌。これは、肌の内側の角層の乱れが原因で、肌の水分を保ちにくくなる、インナードライ肌である可能性が高いのですね。

角層とは?

角層は皮脂膜の内側にある、角質細胞と天然保湿因子のこと。

角層の役目は乾燥や刺激、アレルゲンなどから肌を守るバリア機能です。

角層が乱れると、肌のバリア機能は弱まります。さらに、皮膚のターンオーバーが乱れ、顔のシミやシワの原因となるのですね。

インナードライ肌の特徴

・肌のカサつき
・大人ニキビ
・肌トラブルの多い敏感肌
・肌はテカルのにつっぱり感がある
・潤いはあるけどしわが目立つ
・化粧のりが悪い
・毛穴が目立ちやすい

 

大人ニキビ
乾燥しているインナードライ肌に、意外にも多いのが大人ニキビなのです。
その原因は、肌の乾燥によって厚い角質となり、毛穴に皮脂が溜まりやすくなるからなのですね。

 

40代50代女性の肌が乾燥しやすい理由

40代50代は、更年期世代ですよね。この時期にはエストロゲンという女性ホルモンの分泌が減ります。エストロゲンは、肌に潤いを与える大切な役割をしていますよ。

また、このくらいの年齢になると、抗酸化力が落ちてくる時期でもあります。抗酸化力が弱まると、紫外線やストレスによって発生する活性酸素が抑えられなくなってきます

すると、肌に炎症が起きやすく、角層の乱れによって、肌が乾燥しやすくなるというわけです。

 

肌を乾燥させやすい日常生活に注意

活性酸素が発生することで肌に炎症が起きやすくなり、肌の乾燥につながるのですね。

つまり、活性酸素を発生させないように日常で心がけます。

それには、

紫外線の浴び過ぎ
喫煙習慣
大気汚染の肌への付着
睡眠不足

といったことに、注意することが大切ですね。

 

肌が乾燥しやすくなるスキンケア

美肌になるために良かれと思ってやっているスキンケア。もしかしたら、それがかえって肌を乾燥させる原因になっているかもしれませんよ。

以下のようなことをしていないか、ちょっと、見直してみてくださいね。

肌がキュキュッとするくらいに洗い過ぎる、失われた脂を補おうとして、余計に皮脂が分泌されることになります。

洗顔で熱いお湯を使うと、セラミドといった角質細胞間脂質が失われます。セラミドが失われると保湿機能が低下しますよ。
セラミドは加齢でも減少します。40代からの敏感肌に特化したセラミド配合化粧品で補うのもひとつの手ですね。

洗顔ブラシを使うと角層に傷をつける恐れがあります。角層に傷がつくと、肌が乾燥しやすくなります。

シートパックは指定時間どおり使っていますか?指定時間以上使っていると、角層の水分が失われがち。肌が炎症おこし、乾燥しやすくなりますよ。

・あぶらとり紙をよく使う女性を見かけますが、使いすぎは皮脂の取りすぎになり、インナードライの原因となります。

・肌を保湿するために水スプレーを使っていませんか?水スプレーは、水分蒸発時に肌バリアが乱れやすくなります。避けた方が無難ですね。

クレンジングを丁寧にしすぎていませんか?クレンジング時間が長いと皮脂の取りすぎとなったりセラミドを失う原因に。クレンジングは、さっと済ませましょう。
セラミドを失わないためのクレンジングの方法

 

インナードライ肌の対策と改善策

私たち更年期世代が陥りやすいインナードライ肌。肌の内側の乾燥を防ぐには、また、改善するには以下のような、日常のケアを意識することが大切です。

【スキンケア】

家の中でも、また雨や曇りの日でも日焼け止めを塗る。つまり一年中UV対策を行います。

日焼け止めクリームの効果を得るために、最低でも、朝と昼の2度、塗り直しを行います。
塗り直し時の日焼け止めクリームの塗り方は、ティッシュペーパーで皮膚を軽く押さえ、保湿クリームを塗り、UVクリーム。最後にファンデーションとなりますよ。

スキンケアは保湿が重要。それには、化粧水よりもクリームを使うことに重点を置きます。

 

【生活面】

紫外線やアスファルトからの照り返しも防ぐためには面倒ですが、黒っぽい日傘を使いたいですね。私は、折りたたみの小さな黒い日傘を愛用しています。持ち運びに便利です。

体の冷えは血行を悪くし肌温度の低下を引き起こします。血行が悪いと、肌に栄養が届きにくくなるなど、肌の乾燥の原因となります。夏でも冷房に備えて、涼しげなストールやカーディガンをバッグに入れて持ち歩くと良いですね。

肌のために最適な湿度は60%から65%程度。エアコンの中に長時間いるのであれば、加湿器を活用すると理想的です。私は冬と夏のエアコンの中では常にアロマディフューザーを使っていますが、ちょっと頼りないかな?^^;

 

【食べ物】

タンパク質は肌の再生に必要な成分です。毎日たんぱく質をとることを心がけると、肌のターンオーバーが正しくなるのに役立ちますよ。

加齢とともに抗酸化力が弱まってきます。抗酸力が強いといわれる色の濃い野菜やナッツ類を食べるようにしたいものです。
ナッツ類は栄養価が高いけど美味しいので、食べ過ぎには注意です(笑)。

お漬物や納豆、ヨーグルトといった発酵食品は善玉菌が増えますよね。
善玉菌が増えることで、血中の老廃物が減少します。すると肌に栄養が届きやすくなるので肌の乾燥を防ぐことが期待できますよ。
いろんなもので割って飲める甘酒も発酵食品ですね。

 

まとめ

調べてみるとどうやら、大人ニキビがよくできる、つやつやした肌の知人の女性は、やはり、インナードライ肌ではないかと思われます。

おせっかいな私は、今度彼女に、インナードライ肌の改善法について、お話してみようと思っていますよ(笑)

インナードライ肌は、肌が脂っぽいからといって、化粧水だけで保湿を終わらせると、改善できないのですね。乳液やクリームの併用を、といわれていますが、私が思うには、ほんの少量のワセリンで充分なのではないでしょうか。

ワセリンは保湿効果が高いし、肌に負担がなく、何より安いのが嬉しい保湿クリームなんですよね。ただ唯一の欠点である、あのべたつき感に暑い夏耐えられるかどうかですが(^-^;

ところで私の肌ですが、昔はホントにすっごい乾燥肌だったのですが、肌断食を始めてからは一年中ほとんど乾燥を感じません。

そういえば昔は、大きな大人ニキビもよくできていたので、インナードライ肌だったのかもしれませんね。最近では、すっかりできなくなりましたが。

毎日のスキンケア化粧品を必要としなくなる肌断食。おすすめしたいのですが、最初の数ヶ月の肌の状態がかなり辛かったので、ちょっとねぇ~って感じです。