腸内環境ケア

発酵食品、簡単水キムチの作り方レシピ「はなまるマーケット」で特集!

(※2017年5月12日「その原因Xにあり!」で紹介された水キムチの作り方も、最後に追記しています。)

6月6日の「はなまるマーケット」では、今年の夏は発酵食品の「水キムチ!」でしたね。
簡単水キムチの作り方が紹介されていましたよ。

その簡単さも魅力だけど、乳酸菌の量がすごいことに驚き!アンチエイジングにぴったりの水キムチ。
あなたもさっそく、作ってみる?

目次

水キムチとは?

水キムチとは、唐辛子を使わないので、辛くないキムチのこと。汁が命なので、汁をいただくのが体に良い。韓国では、昔は薬代わりとされていたそうです。

面倒くさがりやの私の場合、発酵食品をとる手間を、みらいのこうそで補っておりますが・・^^;

水キムチの乳酸菌は、植物性乳酸菌なので、胃腸にまで届くのが特徴で優れている点。

■乳酸菌の数を比べてみると、

ぬかみそ漬け・・約1600万個(1g中)
キムチ・・約1億6000万個(1g中)
水キムチ・・約3億個(1g中)

だそうですから、かなり植物性乳酸菌が多いことが分かりますよね?

水キムチの簡単な作り方を、料理研究家の夏梅美智子さん(「水キムチの簡単基本レシピ」の著者)が教えてくれました。

水キムチの作り方

材料:大根200g、きゅうり2本、水400cc、塩小2、上新粉小1、りんご2/1個、しょうが薄切り5枚、にんにく薄切り2枚、酢大3

(つけ汁)
鍋に、お塩や上新粉、水を入れ、火にかけて混ぜながら溶かします。

ひと煮立ちしたら、常温になるように冷まします。冷めたら、にんにく、しょうが、りんご、お酢を加えます。

(野菜や果物を漬け込む)

きゅうりは斜め切りに、大根は皮ごと切ります。
塩もみして、20~30分ほどおき、流水で軽くあらい、水分を切って(ふきんやキッチンペーパーで、水分をとる)つけ汁に入れます。密封して、常温に1日おき、冷蔵庫で保管します。

※暑い日は、発酵が一気に進んで、すっぱくなることもあるので、2~3時間常温に置いて、冷蔵庫に入れるとよい。

■作るポイントは、①つけ汁を作るときに一煮立ちさせて常温に冷ます。
②糖分の多い果物を入れる。

※植物性乳酸菌は、野菜にいる。汁に植物性乳酸菌が増えているので、汁を飲むことが大事。

スイカがすごくおいしいようで、最初は、「ゲゲ」っと言ってた薬丸さんも「おいしい!」といって食べていました。スイカは、塩もみせずに、そのまま切って漬けます。

トマトやおくらもはなまるマーケットのみんなに好評のようでした。

韓国では、水キムチの汁を冷麺にも使用。そうめんの汁に水キムチの汁をちょっと足すだけでもおいしいそうです。

 

水キムチの汁を使ったレシピ

ほかにも、水キムチのお汁を使用したレシピがはなまるマーケットでは紹介されましたよ。

水キムチ作り方

【アボガドと豆乳のスープレシピ】

アボガド1/2個、豆乳150cc、水キムチの汁大3、水キムチの具150g

以上をミキサーにかけたら、美肌スープの出来上がり。

【ごぼうと牛肉の炒めものレシピ】

(材料)
水キムチの具200g、水キムチの汁大4、牛肉(焼肉用)、ごぼう59g,白すりごま大2

牛肉を水キムチの汁につけて20分程度おくと肉がおいしくなります。

切ったごぼうを油をひいたフライパンで炒め、牛肉をつけ汁ごと入れて炒めます。

肉に火が通ったら、水キムチの具を入れます。最後に、すりごまをふって出来上がり。

※すりごまをふることで、水分をごまが吸収してくれるんだそうです。

はなまるマーケットのみなさんが、「この牛肉って高い牛肉ですか?」と聞くと、「いえ、普通のお肉」との返事。高級牛肉かと思うくらい、おいしくなるんだそうですよ。

水キムチは若さの根源、腸内環境を整えてくれる発酵食品なのです。

 

【追記2017年5月12日】「その原因Xにあり!」

はなまるマーケットで紹介されたその後、再び水キムチブーム?その原因Xにあり!で、水キムチがスーパーフードとしてピックアップされていましたよ。

水キムチは、元気に長寿であるために必要な大便菌やビフィズス菌のエサになる食物繊維や乳酸菌をもった健康食品なのです。

その原因Xにあり!で、長寿菌という言葉を初めて耳にしましたよ。
長寿菌というのは、大便菌やビフィズス菌をさします。ご長寿の方々の腸内を調べてみると、これらが多く存在していたのです。

大便菌やビフィズス菌が多いと免疫力が高まります。その理由は、大便菌は腸の粘膜を修復する働きがあり、ビフィズス菌は腸の働きを良くしてくれるからですね。

長寿に欠かせない大便菌とビフィズス菌ですが、残念なことに加齢とともに減っていきます

そこで、長寿菌のエサとなる食物繊維や乳酸菌を毎日とることが大切。

量でいうと、食物繊維を毎日20グラム、ヨーグルトで乳酸菌を補うとすれば毎日300グラムをいただく必要が出てくるんですね。

そこで、乳酸菌と食物繊維がいっぺんにとれる水キムチが注目されているのです。

「その原因Xにあり!」で紹介された水キムチの作り方

以前、はなまるマーケットでも水キムチの作り方が紹介されたのですが、「その原因Xにあり!」で紹介された水キムチの作り方のほうが材料ともに、なんだか簡単そうですよ。

水キムチを作る材料

米のとぎ汁 2カップ400ml
塩 10g(小さじ2)
小松菜 250g (2束)
りんご 1/2 個

作り方

1.米のとぎ汁に、小さじ2の塩を入れて軽く温める
2.密閉できる袋に塩もみした小松菜と食べやすい大きさに切ったリンゴを入れる (皮付きのままのりんご)
3.小松菜とリンゴを入れた袋に、人肌まで冷めた1の米のとぎ汁を入れてよく揉む
4.半日ほど常温で放置し、発酵させる(発酵すると袋が膨らむのが目安)

※冷蔵庫で1種間ほど保存可能。

「その原因Xにあり!」の水キムチの作り方を見ての感想

関根勤さんが7日間水キムチを食べ続ける実験をしていましたが、長寿菌の量が増えていましたよ。彼の軽い便秘も解消されたのだそう。長寿菌14.9%→15.5%。水キムチ効果ですね。

水キムチの材料は、食物繊維のほかにもビタミンやカルシウム、ミネラル成分に鉄分といった栄養の高い小松菜に、医者いらずと昔からいわれるリンゴだから、そりゃあ体に良いですよね。

オススメの食べ方は、毎食小鉢1つ程度。これも食べる負担にならずにいいですね。

私は子宮筋腫で貧血もっているので、小松菜はぜひ食べたいお野菜。でも、なかなか毎日って難しいのだけど、水キムチでなら少しずついけそうです。

発酵させるのに、米のとぎ汁を使うってところが簡単でいいですね。はなまるマーケットで紹介された作り方より簡単。料理苦手な私でも作れそうです^^;