今日、5月15日放送、NHKの「ためしてガッテン」では、「皮膚のかぶれ」がテーマでした。
お肌がかぶれても、原因が分からないことってありますよね?
その原因の突き止め方が「ためしてガッテン」を見て知ることができましたよ。
「かぶれ」というのは、何かに触れることによって出る症状です。
「かぶれ」には、すぐに症状のでる、早いかぶれと、 翌日以降に症状が出るような遅いかぶれの2種類があるとのこと。
早いかぶれは、おむつかぶれや漂白剤によるかぶれ、山芋を触ることによってのかぶれなど。
「気づかずにかぶれている」のは、症状が出るのが遅いかぶれによるものです。これが、クセモノなのです!
「遅いかぶれ」は、かゆみや湿疹などの症状が出るのが、 翌日以降で2週間ほどかゆみが続くそうです。
3人の方が例に出てましたが、Aさんは、顔が突然かゆくなって、皮膚科では、花粉症と診断されたそうです。
でも、花粉症ではなく、原因は化粧品。それもかぶれる3ヶ月前から使用していた化粧品が突然、かぶれの原因となったようです。
それまで、肌の細胞が有害物質としてとらえていなかったのに突然、有害物質として認識するようになると、かぶれの原因になるそうです。
つまり、それまでは、肌に合ってたはずの化粧品が突然、肌に合わなくなり、肌荒れを引き起こした、ということですね。
Aさんの場合、化粧品が原因だとわかるまでに、なんと、3年かかったそうですよ。
こういったかぶれの原因は、医者でも判断しがたいとのこと。それにしても、長年の肌荒れは、辛かったでしょうね。
Bさんは、目の周りが赤くなりました。このかぶれは、目薬が原因です。気づくのに、2ヶ月かかったそうです。
そして、Cさんのかぶれは、アトピーだとずっと思っていたそうです。
でも、そのアトピーを治すために皮膚科で処方してもらった塗り薬が合わずに、かぶれていたそうですよ。それに気づくのに、なんと・・15年もかかったそうです。
こちらは、15年。改善が見られない場合は、病院を変えてみるのも必要なのでしょうね。
この、遅いかぶれの原因としては、目薬、化粧品、塗り薬、 ぎんなん、リップクリーム、ミュージックプレーヤーのカバー (ゴムの光沢剤)といったものが例に上げられていました。
かぶれの原因を突き止める2つの方法
●ひとつは、2週間やめてみる。
●そして、もうひとつは、ひじの内側に、1日2回塗って様子をみる。これは、パッチテストですね。
最近では、患者さんの使用しているあらゆるものでパッチテストをしてくれる病院も増えているそうですよ。
かぶれって、すぐに症状が出るもの、 やめれば、かゆみなどの症状がすぐなくなるもの、そう思い込んでいました。
でも違うんですね。それを知っているだけでも、何かにかぶれたときには、対処できそうです。