この前まで、頭皮ががかゆくてしょうがなかったのですが、すっかり治りました。
その原因は、頭皮の乾燥でしたよ⇒頭皮がかゆいを対策中!かゆみの原因は冬の乾燥、お湯シャンプー?
私みたいに、対策だと思ってやってた乾燥肌ケアや習慣が、体や顔の肌に乾燥を招いた経験、ありませんか?
目次
熱いお風呂に入ると、肌を守るセラミドが溶けやすくなる
「水分を保ち、外的刺激から肌を守るのが、皮脂や角質細胞間脂質セラミドなど。これらの成分は40℃以上の湯に溶けやすいんです。皮脂などが溶けて失われると、肌をバリアするものがなくなり、水分が蒸発。乾燥するというわけです。」
これは、女性セブンに載っていた皮膚科医の平田先生のお話です。平田雅子先生は、水だけ洗顔をオススメしてらして、自らも実践してらっしゃる美肌な女性。。
セラミドは、お肌がうるおうためにも大切、という話を以前、吉木伸子先生もされていましたよ⇒しわやたるみ改善にはセラミドを補う
乾燥肌対策は、お風呂は長湯よりも分割浴
お風呂のお湯の温度は、肌に負担をかけないよう、38℃~40℃くらいまでがオススメ。洗髪は、36℃~37℃なので、それよりも少し高めですね。お湯の温度が高過ぎると、お肌が乾燥するだけでなく、かゆみの原因にもなりますよね。
ただし、長湯をするのではなく、5分湯船に浸かったらいったんあがってシャンプーするなどして時間をおきます。そしてまた5分浸かる。これを数回繰り返します。
これは分割浴といって、湯冷めしにくく、体に負担をかけない入浴法です。
私はかつて、ヒートショックプロテイン入浴法で美肌になろうと思って42℃くらいの熱いお風呂に入っていたら、太ももや背中がかゆくてたまらなくなったことありますよ^^;
シャワーだけの入浴もお湯の温度に要注意
冬はとくに寒いので、シャワーだけだと、つい高温のお湯に設定してしまいますよね。これだと、お湯でセラミドなど保湿に必要な皮脂も流れてしまうので、乾燥肌やかゆみの原因となってしまいます。
とはいえ寒いなか、ぬるめのシャワーだけはつらそう。面倒でも湯船に浸かるのが、体を温めるにも肌にも一番良さそうですよ。
乾燥肌になりにくい洗顔するときの水の温度
顔はお風呂に浸からないので入浴では乾燥に関係なさそうです。でも、洗顔時に湯船のお湯で顔を洗っていませんか?
それだと、お湯の温度が熱すぎて皮脂膜などが溶けて流れてしまいます。肌の皮脂膜は天然の美容液。流れてしまうと、保護していた薄いまくがなくなったかのように水分が蒸発してしまうんですね。そうして乾燥肌になります。
洗顔は、水洗顔がオススメです。でも、冬は水道のお水そのままだと冷たいですよね。25度ぐらいまでなら大丈夫だと平田雅子もおっしゃっていますよ。
顔の乾燥を防ぐにはダブル洗顔をやめる
日本人は、ダブル洗顔が当たり前のようになっているけど、洗いすぎ。そう初めて知ったのは、数年前に佐伯チズさんの著書を読んだときでした。
でも、ダブル洗顔をやめるって、クレンジング?それとも洗顔料を使った洗顔をやめる?どっちなのかな~?とすごく悩んだものです^^;
平田雅子先生は、メイクを浮かせれば汚れも落ちるので、クレンジングだけで大丈夫といわれていますよ。
ただし、クレンジングは肌に負担が大きいので、手短にするのがオススメです。
水が顔に触れる時間を短くするのも肌の乾燥を防ぐひとつの手段ですよ。
お肌に少々の汚れが残っていても、ターンオーバーという仕組みがあります。ターンオーバーとは古い角質が剥げ落ちる仕組みなのですが、そのとき汚れもいっしょに落ちるので、過剰な心配はいらないようです。
人気ヘアメイクアーティストのピカ子さんも、綺麗なお肌のコンディションを保つために、ダブル洗顔はやめたほうが良いと言われていますね⇒トレンドでナチュラルなアラフォーメイク術をピカ子さんが公開!
日中、顔の皮膚が乾燥したら、どうすればいい?
冬は、空気が乾燥しているので日中お肌の乾燥感じるときってありますよね。
私は、メイクをほとんどしない今では肌の乾燥を感じることなくなりましたが、メイクしているときは、しょっちゅう肌がカパカパしてるのを感じて勝手が悪かったのを覚えています。
そんなときはメイクした上から、乾燥を感じる目の下目の周り、口周りなどにクリームを少しだけ、指先を使ってポンポンと肌になじませます。
クリームを手の平にとり、両手でなじませてから顔にそっと押し付けるようにするのもいいですね。
少量のクリームであれば、メイク崩れもしないのでオススメです。
昔は、水スプレーのようなものが売ってありましたけど、見かけなくなりましたね。水分を肌にスプレーすると、スプレーした水分が蒸発するときに肌の水分も失われると知って、私は数回暖房の入っていた職場で使ったけど、捨ててしまった記憶です。
綺麗な芸能人の美容法のひとつで、加湿器をひと部屋ごとに置いている、というのを何かの雑誌で読んだ覚えがあります。藤原紀香さんとか。
あーやっぱり空気の乾燥って美肌によくないんだ!と思い、加湿器買おうと思いました。でも、何個も加湿器買えないなって、すぐ諦めましたけど(笑)。
リンパや血液の流れが悪いと、肌が乾燥しやすくなる
冬は気温が低くなるので、リンパや血流が悪くなりがちです。もちろん肌にも充分な血液がいきわたりにくくなり、お肌の血液循環が悪くなります。
体のすみずみまで血液によって運ばれる栄養が届きにくくなるので、うるおいのある肌を保つ機能も低下。肌の新陳代謝も悪くなり、皮脂や汗の分泌も少なくなるので、肌も乾燥しやすくなるんですね。
リンパや血流をよくするには、毎日少しでも運動したり、湯たんぽを使うのもオススメですよ。太ももには太い多くの筋肉があるので、太ももを動かす運動したり太ももを温めると、効率よく体が温まりますよ⇒冷えとりにも湯たんぽがオススメな理由
まとめ
熱いお風呂は肌を守るセラミドが溶けやすくなる
セラミドは40℃以上のお湯だと溶け出てしまいやすくなる。セラミドは肌をうるおす効果があるので、大切にしたい。
乾燥肌対策は、お風呂は長湯よりも分割浴
お風呂の温度は、38℃~40℃くらいがお肌の乾燥を防ぐにはよい。
長湯よりも5分ごとにお湯に浸かったり出たりする分割浴がオススメ。
シャワーだけの入浴もお湯の温度に要注意
シャワーだけだと、冬は寒いので高温のお湯になりがち。そうすると、肌は乾燥肌になりやすくなる。シャワーだけですませずに、湯船に浸かるのがよい。
乾燥肌になりにくい洗顔するときの水の温度
お湯で洗うのは、肌が乾燥する原因に。水での洗顔がオススメだが、冬は25℃までに抑えると良い。
顔の乾燥を防ぐにはダブル洗顔をやめる
ダブル洗顔は、顔の肌の皮脂を奪いすぎる原因となる。お化粧を落とすクレンジングだけでも汚れは落ちる。
日中、顔の皮膚が乾燥したら、どうすればいい?
少量のクリームを気になる箇所にポンポンと指先でなじませる。手の平で伸ばしてなじませたクリームを顔にそっと押し付ける。
水スプレーみたいなものはかえって肌の乾燥の原因となるのでやめる。
リンパや血液の流れが悪いと、肌が乾燥しやすくなる
気温が低い冬は、寒さのせいで血流も悪くなりがち。肌の新陳代謝もにぶり乾燥肌になりやすくなる。
湯たんぽを使ったり、適度な運動をするのもオススメ。