春は、敏感肌や乾燥肌になりやすい季節。そこでNHK のあさイチでは、おすすめベースメイクのやり方が特集されましたよ。
お肌の保湿や紫外線防止には、興味津々な私です。これ以上シミを増やしたくないので。(T_T)
アドバイスしてくださったのは、肌ケアとメイクの達人と呼ばれる、東京女子医科大学 東医療センター皮膚科の医局長、澤田先生です。
アサイチ!で登場した女性の日常ベースメイクは、乾燥を防ぐためのオールインワンジェルと紫外線を防ぐためのBBクリームとのこと。
いつものようにこちらの女性に、オールインワンジェルとBBクリームを塗ってもらいました。その塗り方に対して、澤田先生から指摘されたオールインワンジェルの間違ったやり方や改善ポイントは以下になりますよ。
目次
オールインワンジェルの塗り方
こちらの女性、オールインワンジェルの使用説明書きに記載してある量よりも、少ない量を使っていましたよ。
これだと、十分な保湿効果が期待できません。
皮膚がよれるほどに皮膚を引っ張るような感じでオールインワンジェルを塗るのもNG 。肌がまるで動いていないくらいに優しく、薬指と中指を使って、中心から外に向かってなでるように塗ります。
さらに、目の周りは他の部分よりも皮膚が薄いために、とくに力が入りにくい薬指だけを使ってやさしく塗ります。
最後に両手のひらで、顔を包みこみます。これは、顔の皮膚を温め、保湿剤を浸透しやすくするためです。
BBクリームの正しい塗り方
まず、BB クリームを手の甲に出して、指で少し塗り広げます。これはBBクリームを体温で柔らかくすることで、肌への摩擦を少なくするためですよ。
手の甲で柔らかくなったBBクリームを、中指と薬指を使って、顔の中心から外側に向かって塗ります。(これは、鼻が一番高いことから紫外線にも当たりやすいため、もっとも多くのBBクリームが塗られるようにするため)
目の周りは、特に力の入りにくい薬指を使って、優しく塗ります。
さらに、日焼けしやすい鼻と頬は、もう一度重ね塗り塗りするのが、紫外線防止になるベースメイクのやり方です。
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紫外線防止に欠かせないパウダーファンデーション
沢田先生がBBクリームの上に、ぜひ使ってほしいとおっしゃったのが、パウダーファンデーションです。
その理由は、パウダーファンデーションの細かい粒子がお肌にのることで、光の乱反射により、紫外線を予防する効果が増すからですね。
しかも、最後にパウダーファンデーションを使うことで、綺麗なメイク仕上がりとなります。
パウダーファンデーションを肌に塗る一番良い道具は何?
敏感肌になりやすい春のメイクで、パウダーファンデーションを塗るのに、最も肌に刺激を与えずふさわしいのは、次の三つのうちどれでしょう?といった問題が出されましたよ。
1スポンジ
2パフ
3ブラシ
あなたはどれだと思いましたか?私は自信を持って3番のブラシだと思いました。
正解は、なんと、2番のパフでしたよ。
なぜなら、まずパフは、面積が広いために何度も塗る必要がなく、上手にパウダーファンデーションを塗れるということ。
敏感になりやすい季節の肌でも、肌あたりのソフトなパフが向いているのですね。
アサイチ!では実際に、40代の女性がスポンジ、パフ、ブラシ、それぞれを使ってパウダーファンデーションを塗った場合、どのくらい紫外線が防げているか、防げていないかを検証してみました。
その結果、パフを使った場合が最も紫外線を防げていました。次にスポンジ。もっとも紫外線を防げていないのが、ブラシを使った場合という結果でした。
パウダーファンデーションのパフの選び方
パフは大きめで、肌あたりがやさしいものを選びます。
パフを使ったパウダーファンデーションの塗り方
1.パフの全体に、パウダーファンデーションをとります。
2.パフについた余分な粉はパフをもんだり、手の甲につけて払い落とします。
3.パフ全体を使って下から上に、やさしく押さえるように、そっとファンデーションを塗ります。
産毛に逆らって肌につけることで、綺麗にしっかりとパウダーがつきます。
ダマになるというか、塗り方にムラができるのはなせ?といった、有働さんの質問。
これは、パフにパウダーファンデーションの取りすぎだそうです。よくパフにパウダーをなじませ、よぶんなパウダーを手の甲で取り払ってからつけるようにしてください、といったアドバイスでしたよ。
目のキワや鼻の横はパフを折って塗ると、綺麗に塗れます。
『うぶ毛に逆らうように、パフ全体を使って下から上に』というのが想像しづらいかと思い、動画を撮ってみました。顔を出す勇気はなく、腕を使っていますので、あしからず^^;
スポンジやブラシの上手な使い方
パウダーファンデーションをスポンジで塗る場合、またブラシで塗る場合の、上手な使い方を澤田先生がアドバイスしてくださいましたよ。
・スポンジ
スポンジは持ち運びがしやすいので、メイク直しにおすすめです。特に優しくなでるように塗るようにしましょう。
・ブラシ
ブラシは手間がかからず、ササッと簡単にできるので、外にちょっと数分出るときにお勧めです。
ブラシの毛先が肌へ刺激を与えないように、寝かせて塗るのが上手な使い方です。
紫外線を防ぐベースメイクのやり方を知っての感想
私の場合、最近ではBBクリームではなく、石鹸洗顔で落とせる色つきUVクリームを使っています。(←BBクリームよりもカバー力は劣ります)^^;
といっても、質感などBBクリームと似ているので、ぜひ参考にしたいですね。
皮膚科医に吉木伸子先生によるUVクリームの正しい使い方が、以前あさイチ!で紹介されたので、それを私は参考にしていますよ。
意外だったのが、パウダーファンデーションに使うおすすめは、パフだということ。
私もこれまでにスポンジやパフを使ってきましたが、今はエトヴォスのミネラルファンデーションとブラシをずっと使っています。このブラシが一番肌さわりがやさしいと思うからです。かなり柔らかいブラシなので、毛先の刺激は感じませんよ。
それでもこんなふうに、専門家に言われるとちょっと気になるので、今朝はブラシを寝かせてから使ってみました。特別使いにくいこともないようなので、しばらくはブラシを寝かせて使ってみようと思います。
パウダーファンデーションを塗ると、メイクの仕上がりに差が出ると、いつも山本浩未さんがおしゃっています。ミネラルファンデーションで私は満足しているのですが、もっと軽いパウダーファンデーションを使うとさらにメイクが綺麗に仕上がるのかもしれませんね。
しかも、かつてパフを使っていたときは、あんなに丁寧に下から上に向かって押さえるようにしてファンデーション塗ったことなんてないですし。
そうそう、三田寛子もそんなことおっしゃっていましたよ。しかも彼女は、お化粧が苦手らしく、ファンデーションをササッと塗るだけなのだそうです^^;
そのうち、ブラシに違和感とか不都合が出たら、パフを使ってみたいかなって思います。←あまり使うつもりないですね^^;