50代になった今でもたまにできる私の大人ニキビ。大人ニキビができる時って、よく考えてみると何かしらストレスを抱えているときなんですよね。
大人ニキビだけでなく.肌荒れや肌の老化、私の悩みのタネ、肝斑(カンパン)が濃くなるのも、ストレスホルモンが影響している、っていう報告、あるんですよ。
目次
肌トラブルの出やすい時期
季節や気温、湿度の変化によっても肌荒れが出やすい時期ってありますよね。
皮膚の表面の脂質、角層のセラミドに角層細胞内にある天然保湿因子といったものが、季節の変わり目や冬には少なくなります。これによって、肌のバリア機能が壊れたり、低下したりするんですね。
ここに精神的ストレスが加わることで、さらにバリア機能の回復が遅くなったり、肌の保湿機能も弱まるというわけです。
精神的ストレスで肌の老化が促進
心理的ストレスが肌に加わると、血流が悪くなり皮膚の温度が低下します。すると角層を構成する細胞間結合の働きが低下します。ついで、肌のバリア機能が低下。
バリア機能が低下すると微弱炎症が続きやすくなります。結果、肌荒れとなったり肌の老化を促進するということにつながるのです。
お金のストレスが見た目年齢を加速する?
ストレスには色々な原因がありますが、中でも見た目老化につながるのは、お金に関するストレスのようです。というのは、ベルギーと米国の研究で発表され話題になったお話。
230人ほどの男女を対象に、見た目年齢を男女20名ほどが顔写真で評価したのだそうです。
調査対象となった人たちが、自己評価年齢(自分で思う自分の見た目年齢)や健康状態、ストレスについてなどのアンケートに回答。
その結果、お金に関するストレスを持っている人は、その他のストレス(仕事や子供、パートナー、健康などについての心配ごと)を持っている人に比べ、見た目年齢が高かったんですね。
その人たちの10年後の見た目年齢を調査した結果、やはりお金に関するストレスを持った人は、見た目年齢の老化が10歳ほど早かったそうです。
ここで面白かったのが、他人から見た見た目年齢と自己評価年齢にあまり差がなかったということ。
つまり、本人も自分は老けているな、老けるのが早いな、と分かってはいるのです。
なのに、それに手をかけたりお金をかける余裕がないのか、諦めているのかもしれませんね。
こういった結果から、肌の老化のみならず、見た目の老化の加速度は、本人の意識によって違ってくる、ということがわかりますよね。
また、現実の経済状況に関係なく、本人が現在の状態に満足してるかしていないかによって、ストレス度は違ってくるはずです。
つまり、見た目は本人の気持ち次第という部分が大きいのではないでしょうか。
スキンケアはほどほどにして、精神的ストレスを減らす
スキンケアをがんばっている人ほど、40代を過ぎたころから、肌のくすみが気になってくる人が多いようです。その理由は、加齢で新陳代謝が遅くなるから。
スキンケアによる摩擦での色素沈着が、肌のくすみの原因となることが多いのです。女優の高島礼子さんも顔のマッサージといったものはされないようですよ。
そう、なるべく肌を触らないほうが摩擦って起きませんよね。
あれこれ手をかけずに、加齢で減ってくるセラミドを補う、くらいの基本的なものだけで済ませたほうが、肌の老化を食い止めるにはよさそうです。
綺麗な肌を保つにはスキンケアはほどほどに、精神的ストレスを減らすほうが手っ取り早そう。
ここで言う精神的ストレスには、睡眠も関わってきますよ。睡眠不足になると、これも精神的ストレスとなりますからね。
一方、良質な睡眠を7〜8時間取りさえすれば、小さな悩みであれば、消えてしまうものです。
まとめ
40代50代のころの女性って、子供のことや親のこと、それにまつわるお金のこと、自分の体の変化など、ホント、悩みが絶えませんよね。(更年期世代のエイジングストレスに悩む時期もありましたし。)
私も最近では健康、そしてお肌のためにも、悩んでも解決しようがないことは問題としてとらえない、できるだけ考えないようにしています。
→最近話題の、マインドフルネスもストレスを減らすのにオススメです。
そして、毎日、ちょっとしたことでいいので、楽しみを見つけるよう意識する。
そういったことで、精神的ストレスを軽減させるよう意識している私です。
女性に多い悩み癖をなくすのは難しくても、できるだけ減らしてイキイキと暮らしたいものですね。
あとは、肝斑が薄くなれば最高なのですが(笑)