しわって嫌ですよね。シワのできる場所にもいろいろありますが、あなたはどの部分のシワが気になりますか?
シワが目立ってくるのは40代に入った頃からでしょうか。私はすでに50代なので、シワがあっても当たり前という感じではあります^^;
それでも新しいしわや、深いシワが突如現れると、悲しくなります。
しわが気になる場所も人それぞれ。額の横ジワが気になる人もいれば、目じりの小じわが気になる人もいます。
ほうれい線が気になったり、口元の縦ジワが気になる人も。女性であればしわの悩みは尽きませんね。
悩んでもしょうがないものとわかっていても、少しでも改善させたいものです。
まずはシワの原因やなぜできるかを知って、しわ対策にのぞむとしませんか。
目次
シワができる原因
しわができる理由は大きく分けて、加齢によるもの。そして紫外線や汚れ、皮膚への刺激や乾燥といった外からの要因によるもの。この2つに分けられます。
加齢によってできるしわは、皮膚に含まれているコラーゲンやエラスチンが減少してしまい、肌が弾力を失い、肌がたるみ、結果としてしわができるのです。
外からの影響である紫外線をあびることでできるシワは、コラーゲン線維やエラスチン線維が痛み、肌が硬くなるため。
もう一つの外からの原因となる皮膚の表面の汚れ。これは化粧を落とさなかったり、ターンオーバーの乱れから古い角質がなかなか剥がれ落ちず、皮膚の酸化や乾燥によってしわができる原因となります。
しわ対策
シワができる原因からしわ対策を考えてみます。すると、加齢によるしわを防ぐのは難しく思われます。ですが、外的要因のほうは防ぎようがあります。
・紫外線から肌を守るために、日傘や帽子を使う
・日焼け止めクリームを使う
・お化粧は夜には落として、つけっぱなしておかない
また、しわは深いシワと浅いシワに分かれます。深いしわになると医療機関での処置が必要になってくるので、浅いシワのうちに対策しておくと良いですね。
しわの種類
一見、シワはどれも同じように見えますが、実は皮膚のしわのできる部分で違っています。
すでに書いたように、しわは浅いシワと深いしわの2つに分かれます。
皮膚の最も外側を覆っている表皮部分にできているのが、浅いしわ。そして、表皮の内側にある層の真皮部分にできているのが深いシワです。
では、もう少し細かくシワの種類をみていきましょう。
ちりめんじわ
ちりめんじわは、表皮部分にできた浅いシワのことです。細かくちりめん状のしわとなっているので、このように呼ばれているのですね。
ちりめんじわができる原因は、おもにタンパク質やビタミンなどの栄養が不足していると言われています。
つまり、ちりめんじわの対策は、栄養のある食べ物を意識して摂取し、血行を良くすることが大切なのです。
小じわ
小じわも肌の表皮部分にできるシワのこと。とくに目や口の周りに見られるしわですね。小じわの原因は主に乾燥です。簡単にできる対策としては、化粧水やクリームで水分や油分を補うことで乾燥を緩和させることです。
おおじわ
加齢によって小じわが深くなったしわのことを指します。つまり、表皮部分にでき小じわが真皮の部分にまで深くなったということです。
深いしわを消すには、美容皮膚科や美容外科といった専門医療機関での処置が必要となります。
表情じわ
表情によってできるシワは笑いじわや、眉間にできるシワといったものがあります。これらの表情じわは表情筋の動きによって作られます。
笑いじわは避けがたいし、まあしょうがないですよね。幸せの証です^^;でも、眉間のシワは表情筋の癖が定着しまったもの。肩の力を抜いて眉間にしわを寄せないよう、意識してリラックスしましょう。
表情じわは最初は浅いシワですが、加齢とともに深いしわとなるのでぜひとも、気を付けたいですね。
しわ対策に効く化粧品の3つの成分
深いしわ対策は難しいのですが、肌の表皮にある小じわであれば、外からうるおい成分を補うことでケアできます。
つまり乾燥した表皮を、化粧品の保湿成分で補うのです。
【うるおい成分】
・ヒアルロン酸
・アミノ酸
・セラミド
皮膚の保湿効果を高め乾燥を予防するには、上記の3つのうるおい成分が代表的な保湿成分といわれています。これらが配合された化粧品を選ぶことで、表皮の乾燥を防ぎ、しわに効くというわけですね。
しわに効くクリームとは
いっぱんに「しわを取るクリーム」と呼ばれるものは、保湿クリームのことですね。上記の3つのうるおい成分が含まれているかどうかを確認すると良いですね。
しわに効く美容液とは
美容液は、保湿成分や美白成分といった美容成分が凝縮されている化粧品。そのせいか、お値段もクリームよりも量が少ないのに高いのが一般的。
美容液とクリームの違いは、質感の違いであり、両方使う必要はなく、どちらかを使えば十分です。いずれにしても、上記のしわに効く成分が入っているものが好ましいのですね。
3つの成分のなかでもとくに、保湿成分のセラミド化粧品は、もともとセラミドが肌の一番外側にあるものなので浸透しやすく、おススメですよ。
シワの予防と対策に不可欠な5つの栄養素を含む食べ物
シワに限らず、シミやたるみの原因でもターンオーバーがうまくいかないことがあげられます。ターンオーバーがうまくいかないののは、皮膚の老化が大きな原因。そこで肌の老化防止に欠かせない次の4種類のビタミンを摂るとしわの予防や対策につながりそうです。
ビタミンA
緑黄色野菜や鶏肉のレバー、うなぎといったものに多く含まれています。ビタミンAは皮脂膜や汗腺の働きを高める役割を担うので、肌にうるおいがもたらされますよ。
ビタミンB群
豚肉に青魚や菜の花、ブロッコリーといった多くの食べ物に含まれています。ターンオーバーを促します。
ビタミンC
いうまでもなく、果物類や緑黄色野菜に多く含まれていますね。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける機能があるので、肌にうるおいをもたらします。
ビタミンE
アーモンドのようなナッツ類にアボカド、カボチャといった食べ物に含まれています。ビタミンEは血行をよくして新陳代謝を促進。また抗酸化作用もあることで、老化に効く食べ物として有名ですね。
ビタミン類の他に、シワの対策や美肌作りに必要不可欠な栄養素がたんぱく質です。タンパク質はお肉に牛乳や卵、チーズに魚介類といった多くの食べ物に含まれているので、問題なくとれそうです。
ただし、ダイエット中はそういったものを「太りそう」と避けがちなので、注意が必要ですね。
しわ対策は化粧品だけではなく体の中からも整える
肌は体の中を映す鏡とも言われています。つまり、体の中の状態が肌に表れているというわけですね。たとえば、体の疲れってすぐにお肌に現れてみれますよね。風邪で寝込んだ日の翌日の顔なんかは、一気に老けて見え悲惨です(-_-;)
淋しいことに、肌のシワはいわゆる、老化現象のひとつといえます。つまり、しわ対策には体の新陳代謝を盛んにし、細胞が活発に生まれ変わるように体の中をケアしておくことが肝心です。
先に紹介した、肌に潤いをもたらす成分を含む化粧品を使いつつ、必要な栄養素を含んだ食べ物によっても、体の中からケアしていきたいものです。