よく分からないけど、不安に思う気持ち。あなたにはありませんか?
私は、ちょっと前に「不安感」が大きく膨らむ時期があったのですね。「更年期障害」?それとも「うつ」?と思うとなおさら不安に。
調べてみると、不安を感じることは人間として、いたって当たり前のことのようです。ただし、つねに不安であることや不安が大きくなるのは困りもの。
でも、少しずついろんなことを意識することで不安体質を改善できるんですね。
目次
不安は人間の防衛本能
「不安」に思う気持ちは昔から人間に備わった命を守るための防衛本能。
不安な気持ちになることで、将来起こるかもしれない危機を予測し対処することで、命を守ってきたんですね。
だから、不安に感じることは、生きるうえでは大切なこと。
ただし、不安な気持ちがふくらみ、続くのを放置していると体や心のいろんな病気につながるので良くないですよね。
40代50代世代は不安が多く、不安が大きくなるお年ごろ
・加齢による体の機能や見た目に変化があらわれはじめ、それに気づく年代。自信喪失になりがち。
・子供の受験や就職、親の介護など家庭での問題、あるいは離婚や失業といった社会的な問題も多くなるのがこの時期。
不安は、命を守る大切な感情だから無くすことはできなくても、不安を大きくする「心の疲れ」を取り去ることで、小さくすることはできるんですね。
不安を大きくする原因「心の疲労」を取り除く方法
1人の時間を作る。
睡眠を充分にとって脳の疲れを取る。
手を使う、好きな作業に集中してみる。
スポーツや買い物といったアクティブなストレス解消法よりも、癒し系の音楽を聴く、読書、映画を見る、自然や動物に触れるといったことを行う。
健康に良いものというよりも自分が好きなもの、心が喜ぶものを食べる。
不安症な体質を改善するために
現代社会は、何かと忙しく自分を置いてきぼりになりがち。いつのまにか、思考が自分よりも他人優先になっていませんか。
そんな自分に気づいたら、五感をフル活動。ゆっくり噛んで食べてみたり、ゆっくり歩く、ゆっくりお風呂に入る。日常のなんでもないことを意識してやることが大切。自分が今している行動を意識して味わってみて。
不安症な人には、疲れている自分に気づかず、ついがんばり過ぎる人が多いそうです。
周りの期待に答えようとして頑張り過ぎたり、人と比べて「もっと努力しなくては!」といったムリを少なくしてみる。
完璧を目指すのをやめてみる。完璧主義の人ってけっこう多いですよね。私もそれに近いんですが・・。ジムやスポーツではなく、気が向くままにストレッチしたり体操してみたりと、適当に体を動かすことがそういった心の癖をとってくれるようです。
不安が大きくなるのは、自分の心の中がぐちゃぐちゃになってることも原因に。そんなときは、心に浮かんだ言葉を文字にしてみると心が落ち着きます。ノートにペンでもいいし。私は、筆ペンで半紙に書き出していますよ。
ニュースをあまり見ない。ニュースってほとんどネガティブな話題ですよね。しかも、知らなくても日常生活に支障のないことが多いようです。必要なことはどこからか耳に入ってくるものです。
ニュースでネガティブな話題を見ると、ついつい余計な心配事が増えていました。あまりニュースを見ないようにしたことで、取り越し苦労がかなり減りましたよ。
(とくに朝は、頭がぼんやりしていて心が影響を受けやすい時間帯なので注意したほうが良さそうです)
不安や心配が大きく大きくなっていった頃の写真を見ると、笑ってても疲れた顔に痩せた姿が写っていました。自分ではそんなつもりはまったくなかったのですが、一目瞭然なのがおかしいくらいです。。