約8年ほどクイーンズヘナを使っていました。でも最近、クイーンズヘナを購入していた母が使うのやめたので、私も他のヘナを使うことにしました。
なぜなら、もっと安くて質の良さそうなヘナを随分前から見つけていて、実はそれを使いたかったのです。それはハナヘナといいます。
目次
ハナヘナは白髪染めとしては安いのか?
まず、ヘナを白髪染めとして使うのは安上がりになるのか?
といった疑問ですが、美容室で初めてヘナで染めたとき、私には正直お値段が高いように感じました。6000円ほどだったという記憶です。
ですが通販でヘナを購入し、自宅で染めればヘアカラーと同じくらいとても安上がりです。
そういった理由から、私はずっとヘナで白髪染めしています。
ヘナを知ったのは母からで、クイーンズヘナだったのですが、ヘナの事を詳しく知りたくても知るすべがありませんでした。
それに比べると、ハナヘナはヘナのことをとても詳しくサイトやブログで教えてくれています。今回購入したハナヘナといっしょに、ヘナに関する多くの情報も得ることができましたよ。
ハナヘナの社長さんは、自らインドに買い付けに行ったり、美容師さんと「ハナヘナインドツアー」を企画したりと、とても活動的です。
そういったことからもハナヘナに興味を持ちました。しかもクイーンズヘナよりもお値段が安いとなれば、なおさら魅力的ですよね。
ハナヘナで白髪染めに所要する時間はどのくらい?
ハナヘナに限らずですが、ヘナで白髪染めをする場合、最低1時間以上ヘナを髪につけたまま置いておく必要があります。おき時間が短いと白髪が染まりにくく艶も出にくいからです。
2時間おくと綺麗に染まるので、私は最低2時間は頭にラップをしたまま放置しています。
何度か、3時間ほど頭にラップしたまま置いておいたことがあるのですが、そのときはかなり綺麗に染まっていました。ヘナは長い時間おいたほうがトリートメント効果も高いと実感できましたよ。
ハナヘナの白髪染の頻度はどのくらい?
ハナヘナで白髪染めする場合ですが、どのくらいの頻度で染めるのかというと、私はひと月に1回程度です。
染め始めは3週間に1度くらいと、ヘナ染めの頻度を多くすると、しだいに濃い色になり、手触りや艶も良くなっていきますよ。
ハナヘナのナチュラルはオレンジ色?
ハナヘナに限らずヘナで染めるとオレンジ色になります。他の色に染まる場合は、インディゴが入っているか、カラーが入っているのだろうと思われます。
クイーンズヘナでは「レッド」を使っていましたが、髪が赤くなるので、あれはカラーが入っていたのでしょうか。「レッド」は純粋なヘナだとばかり思っていましたが、本当のところはよく分かりません。。
ヘナのナチュラルで染めると白髪だけがオレンジ色に染まります。黒髪はそのままです。オレンジ色も染まり具合には個人差があるようですし、好き嫌いがありますよね。
私はけっこう好きなので、ハナヘナのナチュラルだけで染めていますよ。染めてから2,3日は明るいオレンジなのですが、数日すると落ち着いてきます。
オレンジ色が苦手な場合はインディゴを使用する
髪の色がオレンジになるのが好みでない人は、ナチュラルで染めてからインディゴで2度染めると、髪が黒い色になります。
もしくは、最初からインディゴとナチュラルが混ぜられたヘナの商品も2種類売られていますよ。
ハーブマホガニーのほうがインディゴが多いので、黒く染まります。
- インディゴが6割+ナチュラル4割=ハーブブラウン
- インディゴ8割+ナチュラル2割=ハーブマホガニー
ハーブマホガニーとハーブブラウンは1度染めでいいので楽ですね。
とはいえ染まり具合は、ナチュラルで染めてから引き続きインディゴで染める2度染めのほうが良く染まるとのことです。
手をかけただけ、綺麗になれるのですね。
ハナヘナの使い方
これも基本的にクイーンズヘナと使い方は変わらないようです。
ですが今回改めてハナヘナの使い方を確認しておくことにします。
用意する物
- ヘナパウダー(ショートの場合は約50 g、ロングの場合は約100 g)
- お湯(ヘナパウダーの約3倍)
- ボウル
- 泡立て器
- ハケ
- ビニール手袋
- ラップやシャワーキャップ
- 汚れても良いタオル
- キッチンペーパーを切ったもの(顔周りに塗ったヘナが落ちるのを防ぐためだが無くても良い)
①ヘナペーストを作る
ハナヘナパウダーに熱湯を加えてダマがなくなるまでよくかき混ぜます。
この時私は、100均で買ってきた泡立て器を使って混ぜています。すると簡単できれいに混ざりやすいですよ。
混ぜたら乾燥しないようにラップなどで蓋をして、室温で1時間から24時間寝かせておきます。
私はクイーンズヘナを使っていた頃は、ヘナペーストを作った後、洗髪してからすぐに使っていました。つまり寝かせることはしなかったのですが、初めて2時間ほど寝かせてみたら、すぐに使うよりも髪にヘナが塗りやすい状態になっていましたよ。
さらに寝かせることは、ヘナの発色が良くなるという理由から寝かせるのがお勧めなのですね。
②ヘナペーストを髪に塗る
私はヘナを塗る前に固形石鹸で洗髪しますが、美容室でヘナを塗ってもらったときにはシャンプーはしませんでした。美容師さんの話によると、ヘナが汚れを取る作用があるからだそうです。
でも私の実感としては、洗髪したほうがヘナしたあとに髪の艶が綺麗に出るような気がするのでそうしています。
私は固形石鹸で洗髪していますが、慣れないと髪がきしんだりと嫌う人が多いものです。。
それで、肌と髪にやさしいシャンプーを3つご紹介していますので、参考になさってくださいね。
私はいつもヘナのナチュラルで染めているので、手についても比較的すぐ取れるため手袋はしていませんですが、インディゴを使う場合は手が黒くなるので手袋が必要になりますよ。
手袋をつけたらハケなどを使って、生え際から根元、毛先の順でヘナを塗っていきます。
白髪の多い顔回りなどは、多めにヘナを塗り、押さえつけるようにすると染まりやすくなります。
私のハナヘナの髪へのハケを使った塗り方はクイーンズヘナと同じなので、こちらも参考にしてくださいね。
③頭にラップをした状態で1時間以上おく
髪が乾燥しないようにラップをして1時間以上そのまま放置します。長く放置した方が、色が濃く入り、手触りやハリもアップしやすくなります。
ただし、冬は放置している間、頭がかなり冷たくなります。それで私はホッカイロをラップの上から貼っておいたらいい感じに温まりました(このときのホッカイロは、朝から使っていたものを夜に頭に使ったので、あまり熱くなく、ちょうど良かったのかもしれません。真新しいホッカイロを使う場合は、タオルを頭に巻いてからホッカイロを使ったほうが熱くなりすぎずに良いと思います。ただし、これはハナヘナさんでオススメしているわけではないので、火傷しないように注意して、自己責任にてお願いします)
あと、お風呂場でヘナ染すると足が冷たいですよね。なので、私は洗面器にお湯をはって、その中に足をつけてヘナ染しています。足先から体が温まり、かなり違いますよ。これはおススメ!
【ヘナペーストのたれ防止にキッチンペーパー】
※ラップを頭に巻いた後、キッチンペーパーを細く切ったものを顔周りのラップの端から中に入れ込むと、ヘナのたれ落ち防止になりますよ。
キッチンペーパーではなくティシュでやってみたも大丈夫でした。切らなくていい分、ティッシュのほうが私は楽です。
タオルを巻いてもいいですが、オレンジ色に染まるので、不要になったタオルがおススメです。
④シャンプーは使わずにお湯でハナヘナを洗い流す
髪に塗ったヘナを洗い流します。
その時はシャンプー剤などは使わず、お湯だけで洗い流しますが、すぐにシャワーで洗い流さずに乳化させるようにすると、ヘナの効果が出やすいとハナヘナさんのほうで言われています。
乳化のさせかたの動画を貼っておきますね。
乳化って難しい?面倒?って思ったけど、やってみると、ほんの1~2分でいいので簡単ですよ。
とはいうものの・・毎回乳化させることを忘れてしまい、普通に洗い落としてしまっていますが、放置時間をたっぷり取りさえすれば、綺麗に染まっています。
ハナヘナで染めた後の私の髪
けっこういい感じで染まっていると満足しています。赤みがかったオレンジ色の部分が白髪ですね。
ヘナを使用する上での注意点
以下のようなことが、ハナヘナの使い方に書かれていました。
- 天然のハナヘナでもアレルギー反応を起こす方はいらっしゃいます。必ずパッチテストをしてからご使用ください。
- 色の染まり具合は、髪質や体調などによって異なります。
- ヘナは体を冷やす作用があります。妊娠初期の方、生理中、風邪気味の方はご使用を控えてください。
通販で購入したハナヘナ
先日、届いたハナヘナです。ご紹介しますね。
私が購入したハナヘナ直販店はこちら→素髪SHOP 楽天市場店
楽天で注文後、3日ほどでハナヘナがわが家に届きました。
送料が必要なので一度に多く注文したいところですが、ヘナは新しいほうが白髪もよく染まるので、一度に2個注文しています。
詳しいハナヘナの使い方が書かれている紙も同封されていましたよ。
ハナヘナの使い方の説明書のほかにも、「ハナヘナ通信」といった情報誌もたくさん入っていました。
私が購入したハナヘナ直販店はこちら→素髪SHOP 楽天市場店
いつかはグレイヘアに憧れていますが、それまではハナヘナのお世話になるつもりです。