鎮痛剤ってよく使いますか?わざわざ病院に行かなくても市販薬で強めの鎮痛剤が買えるようになって便利ですよね。
私も生理痛のときにたまに使います。即行で効き目があるので我慢するよりも鎮痛剤って気もします。
女性は痛みの悩みを抱える人が多いのでしょう。主に鎮痛剤を購入するのが30代以上の女性なのだそう。
PMS(月経前症候群)やむくみといった女性に多い悩みをターゲットに市販薬も発売されているので、売れるのも納得ですよね。
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薬の常用は血流を悪くして冷えを促進
ここでちょっと薬の役目を考えてみます。薬のほとんどは、嫌な症状を抑えるだけであって、病気を治してくれるわけではありません。薬には副作用がつきものですから、常用はしたくないですね。
鎮痛成分の総称をNSAIDS(エヌセイズ)といいます。エヌセイズは、血管を縮めて痛みをおさめます。常用すると血流が悪くなるのは、素人でも想像できますよね。
解熱剤としても使われているエヌセイズは、冷え性を促進してしまうおそれがあるのです。
体の冷えは痛みを増します。鎮痛剤の常用で冷えがひどくなり、また傷みやすくなる体になるという悪循環になりかねません。
また、昔からいわれていますが、薬には耐性がありますよね。つまり、飲み続けると効き目が悪くなることで、常用の頻度がひどくなった知人もいます。はたでみていて『そんなに薬を飲んでいいの?』と怖くなります。薬を飲むことに抵抗もなく、依存化しているのでしょうね。
薬との付き合い方は、いざというときの特効薬として
といっても市販薬は、いざというときに頼りになります。病院が休みのときや体を休めることができずない、つまり、やむおえないとき。そういったときに使用するものと心得ることが大切かと。
かといって病院に行っても、やはり病気そのものを治すというよりも、病気の原因を探るというよりも、とりあえず痛みを取る薬を処方される、といった印象を強く感じます。私個人の受取り方なのでしょうが。
市販薬も病院も、いざというときにはとっても頼りになるので、ありがたい存在です。でも、やっぱり大切なのは予防や、体が本来持っている抵抗力や治癒力ですよね。
薬に頼り過ぎない体質になる
薬に頼らない体質作りができたら最高だよね、といつも思います。それができたら苦労しないよね、という気もしますが。それでも、頻繁に薬を使わなくでもすむ体質改善ならできそうではないですか?
女性の痛みの多くの症状は、自律神経を整えることで改善が期待できると言われていますよ。
それには、まず簡単にできそうでできていないこと。やればできること。ストレスを減らすこと、ためないことですね。
適度なストレスは脳にも良いと聞きますが、知らず知らずのうちに多くのストレスを抱えてしまうので、ストレスは全部無くす!くらいの気持ちで良いかと。
出産や育児中に分泌量が増えるというオキシトシン。オキシトシンには、安堵感やいやし効果があるのだそうですよ。
オキシトシンが増えると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌も促されます。
【セロトニンの重要性】
- セロトニンの分泌によって自律神経のバランスが整う
- セロトニンの不足はうつ症状や生理痛、月経前症候群の症状の原因となる
オキシトシンを増やせば幸せホルモンセロトニンも増えます。
オキシトシンを増やすには?
- 赤みのお肉を食べてオキシトシンを増やす。
- 人とハグしたり、背中をさすってもらったりする。触れ合い。
- ペットの世話をする。動物にふれる。
- 花などの植物を育てる。
- 好きな香りをかぐことでもオキシトシンは増やせる。
薬に頼らない体質を作るにはオキシトシンを増やすほかにも、一般常識な考え方ではありますが、適度な運動やバランスよい食生活、充分な睡眠の確保ですよね。
すぐできる超簡単エクセサイズ
ときどきやってるエクセサイズ。リンパの流れを良くして代謝のよい体になるっていうんでご紹介しますね。
①腕を画像のように伸ばし、足をそろえて真っ直ぐ立つ。ゆっくり息を吸います。
②息を吐きながら、上半身だけ片方へ倒し10秒ほどキープ。脇の伸びを感じます。
③息を吸いながら①の状態に戻って腕を伸ばします。
④今度はもう片方側に②と同じように上半身を倒します。
⑤もとの状態に戻します。
これは、立った状態でやるエクセサイズですが、寝たままでやっても脇がよく伸びて気持ち良いですよ。
寝たままでやるときは、上半身を傾けた方向と同じ方向に両足を揃えて傾けるエクセサイズも、これ、けっこう効きますよ。寝たままでできる三日月のポーズです。
私は夜、寝る前や、朝、目が覚めたときなどにやると疲れの和らぎを感じたり、スッキリしますよ。お試しあれ。