更年期世代である50代の私が気になる血管若返り食材や美肌作りに効果的な食べ物。しかも、常備しやすく簡単にとりやすい食品が「サタデープラス」で紹介されましたよ。
教えてくださったのは、2人の名医。
目次
①水ダシ
まずお一人目が医学博士・栄養管理士の本多京子先生。
水だしは、本多先生が血管若返りにオススメされていた3つの食材のひとつ目です。
本多先生のお宅の冷蔵庫にあった「水ダシ」。天然だしが良いと分かっていても、鍋に火をかけてダシをとるのって面倒ですよね。
でも、もっと簡単にダシが取れるのです。
水ダシの作り方
水の入ったペットボトルに昆布や煮干しを入れ、一晩置くだけ。
水だしの効果は、旨味を効かせるので、美味しく料理ができ減塩できます。減塩できるということはもちろん、血管年齢を若くする対策になりますよね。
②缶詰の魚
本多先生は、お魚はすべて缶詰。200個もの缶詰がストックされていましたよ。
なぜ、生の魚ではなく、缶詰が良いかというと、
旬のときに捕まえた魚で、空気に触れず酸化していないEPA、DHAを摂れるから。つまり、缶詰の魚には旬が閉じ込められているのです。
③キウイ
キウイは、高血圧、高血糖、高中性脂肪の改善が期待でき、血管を守る食材。
血管の若さを保つ3栄養素である、植物繊維、カリウム、ビタミンCが含まれています。
17種類の栄養素がどれだけ含まれるかを表す栄養充足率では、リンゴが1.8、レモンが5.1に対して、キウイはなんと10.2の数値となっています。
私たちが日常口にするみかんやいちご、バナナといった主要フルーツの中でNo.1なのです。
サタデープラスでは、ニュージーランドのキウイ農家に行って、血管年齢を測定しました。すると、実年齢よりも血管年齢が、平均で-20歳ほど若いという結果が出ましたよ。
(キウイ農家のある方は、1日に4個ものキウイを食べるとおっしゃっていました)
本多京子先生のオススメのキウイの食べ方
食前にキウイを食べる。
食前にキウイをたべると、食後の血糖値の上昇を抑える効果が期待できるから。
キウイで痩せることができる?
1日に2個のキウイを食前に食べる生活を10日間、3人の方にやってもらいました。
すると、へそ周りが3人の平均、2.5cm減り、体重は平均で0.8kg痩せていましたよ。
西川史子先生によると、キウイは食物繊維が豊富なので、お通じが良くなり、腸内環境が整うことで痩せることにつながったのだとの解説でした。
スキンケア化粧品は冷蔵庫保管がオススメな理由
そして、お二人目はアンチエイジングで著名な形成外科の澤田彰史先生。澤田先生は、実年齢42歳なのに肌年齢は30歳という-12歳の美肌の持ち主です。
澤田彰史先生の冷蔵庫には、なぜか化粧水やクリームが入っていました。
その理由は、クリームや化粧水といったスキンケア化粧品の有効成分は熱に弱く分解されやすい。
そこで、劣化を防ぐために、とくに暑い夏は冷蔵庫保管がオススメ、とのことでした。
肌を若返らせる美肌作りの食材は枝豆
澤田彰史先生の冷凍庫には、枝豆がたくさん入っていました。
枝豆が究極の美肌食材である理由
枝豆は、食物繊維が豊富なのはもちろん、ビタミンCとタンパク質が同時に摂れる珍しい食材なのです。この2つを摂ることで、体内でコラーゲンが生成されます。
コラーゲン=ビタミンC+タンパク質
枝豆農家の美肌年齢を測定
サタデープラスでは、枝豆の生産地であり枝豆消費量日本一の新潟県で肌年齢を調査しました。
すると、16人中14人が実年齢よりも肌年齢がマイナスの数値。美肌が多いという結果でした。
枝豆の栄養素を逃さない調理ポイント
ビタミンCは、水に長時間さらすと、成分がとけだしてしまいます。
少ない水でゆでる「蒸し焼き」がオススメ
フライパンに少量の水と枝豆を入れて、フタをして茹でる。
「蒸し焼き」だと、蒸すことで栄養素を逃さずに摂取でき、旨味成分が凝縮されるので美味しさも逃しません。
枝豆は二日酔いを防ぐ効果がある
枝豆にはメチオニンというタンパク質が含まれています。
メチオニンには肝機能を助けてアルコールの分解をすすめる効能があります。
名医のオススメする若返り食材の感想
サタデープラスの見出しが、血管若返りや美肌によい食べ物ということで、クルミの効果や効能かと思って見てたのですが、意外にもキウイや枝豆で驚きました。
本多京子先生おすすめのキウイは、ビタミンC補給として食べるようにしていますが、食べても1日に1個だったので、足りないのかな?でも、2個は家計に負担かかりそう。ってことで、せめて食前に食べるようにしてみます。
サタデープラスではあまり取り上げられていませんでしたが、キウイはビタミンCも豊富なので美肌にも良いですよね。食前に食べれば、食事でタンパク質のものをいただくことで、コラーゲン生成にもつながるのでは?
缶詰の魚は意外でした。でも、確かにそう言われてみれば、そうですね。缶詰の魚は安いですし、それで酸化していないEPA、DHAを摂れるって、そういったサプリメントを摂るより体にずっと良いな~と。スーパーのお刺身って酸化してそうとは思っていましたが。缶詰のお魚は美味しいので、今後は常備しようと思いました。
澤田彰史先生オススメの枝豆。枝豆は好きなので、ぜひ食べたいですね。
枝豆といえば、自宅でゆがいたものと思っていたのですが、澤田彰史先生の冷凍庫には「プロ仕様 塩ゆで枝豆」「電子レンジや流水解凍で、簡単に食べられます」といった冷凍枝豆が大量に入っていましたよ。
それで、冷凍枝豆でもいいんだ~と思ったので、さっそく冷凍枝豆を買ってくることにします。
あと、澤田先生の冷凍庫には、ビールも大量に冷やされていました。他の食材は見当たりませんでしたね。
新潟の枝豆農家の方たちですが、、画面で見る限り、お肌は確かに皆さんツルツルピカピカでしたが、シミはけっこうあるようでしたよ。でも、農家にしてはやはりシミが少ないという気はしましたね。
美肌作りでは、澤田彰史先生のお肌のお手入れ方法も教えて欲しかったので残念です。吉木伸子先生のシワ、たるみに効くスキンケア方法と比べてみたかったですが。
スキンケア化粧品を冷蔵庫に入れる理由は、てっきり私は、冷たい刺激を肌に与えて毛穴を引き締めるためかと思いましたが、違ってましたね。