人気ドラマ「半澤直樹」を見ていて、画面に釘付けにされたのが第9話の倍賞美津子さんの顔。遠目だと、そおでもないのでしょうが、ドアップで映された、深い多くのしわはド迫力でびっくり。
この人って、こんなにしわがあって何も対処していないのだろうか?鏡を見て悲しくないのだろうか?視聴者は引かないのだろうか?はっきりいって「半澤直樹」のドラマ内容よりそっちが気になって仕方ありませんでした。
その後、この放送での倍賞美津子さんの顔のシワに対して、多くの女性からの意外な反応に驚いた私。
私のみならず、「アンチエイジング」は、多くの女性が気になるテーマでは?平子理沙さん(42歳)や、梨花さん(40歳)などの年齢を感じさせない女性を見てはため息をつき、ああなりたいと願う日々だったりします。美魔女もエイジレスを願う女性の象徴。
そんなときに見た、倍賞美津子さんの顔のシワ。わが家のテレビも小さくはないので怖いくらいでした。
でも、ドラマ「半澤直樹」での彼女の役は半澤直樹の敵。役どころにはぴったりだったんです。
しかも、視聴者の反響は・・
「普通の66歳の女性らしくていい。しわすら魅力的に見せててすごく素敵」(50歳主婦)
「ナチュラルなのがいい!私もあんなふうに年を取りたい」(38歳パート)(記事参照元 女性セブン)
こんな風に、倍賞美津子さんのシワを「カッコいい」と絶賛する声が多かったのです。
女優さんは、撮影のときのライトのあて方に注文をつけるのが普通らしいのですが、倍賞美津子さんは、いっさいそういったことを言わないそうです。
「しわ一本にも自分の人生が刻まれている」というのが彼女の主張。だから、シワをどうこうするつもりはないようです。
以前にも、こういった言葉を聞いたことある?と思ってたら、そう、オードリー・ヘップバーンの言葉ですね。「しわは私の人生の歩みなのよ」
他にも、メリル・ストリープやソフィー・マルソーといった女優さんは、自然体で生きて歳相応の美しさを放っていますよね。
彼女たちは、アンチエイジングをせずに、年齢を重ねることを恐れることも恥じることもありません。トレンドに惑わされることもなく、自分の生き方で生きていく、そんな姿勢はとても魅力的です。
先日発売された女性人気雑誌「an・an」では、「女子卒業」といった特集が話題を呼びました。もしかしたら、倍賞美津子さんのような生き方を望んでいる女性が増えているのでしょうか?
理想としては、「アンチエイジング」ではなく「ビューティフルエイジング」を目指したいところですが、日本人の価値観としては、若い美しさを求める傾向が根強いのが現状。この風潮には私も逆らえずにいるわけです。
「アンチエイジング」もほどほどに、と考えていますが、それでもやはり、顔のシミを皮膚科で消してもらいたいという願いは、揺るぎそうにはありません・・。
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