健康美活

体がだるい原因は自律神経の乱れや湿邪。解消法は3分間タオルを使うだけ!

夏のジメジメしたこの季節。毎年のことながら、体がだるいんですよね。

暑さや湿気が原因となる、自律神経の乱れや漢方でいう「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる症状。暑さの厳しい8月はピークになりそうです。

こういった症状をひっくるめて夏バテというんでしょうが、解消させるのに乾布摩擦を始めた私です。

乾布摩擦というと、寒い季節にやるもので、肌をタオルでゴシゴシやるイメージですが、違うんですね。

目次

自律神経とは?

自律神経は、交感神経と副交感神経からなりたっています。体が行動しているとき、緊張状態、ストレスを感じているときは交感神経が優位に働いています。

睡眠中やリラックス状態では副交感神経が優位に働いています。

つまり、昼間は交感神経が優位となり、夜は副交感神経が優位となるのが正常な状態。

これが、バランスよく切り替えができなくなると、体に不調をきたすのです。

漢方医学でいわれる湿邪(しつじゃ)とは?

湿度の高い時期に、汗がうまくかけず、体内に余分な水分や老廃物がたまることで、いろんな思わしくない症状が体に起こります。これを漢方医学では湿邪といいます。

その代表的な症状がむくみです。

さつき
さつき
むくみは、お肌がたれる原因にもつながるから嫌ですよね~。。

自律神経の乱れや湿邪による症状

  • 体がだるい
  • 頭がいたい
  • 肩が凝る
  • イライラする
  • むくむ
  • 冷房で冷える
  • 首のコリ

などといった体調不良。

 

自律神経の乱れを改善する方法

  • 朝、熱めのシャワーをあびる。
  • 朝日を浴びる。
  • 昼間、コーヒーや緑茶を飲む。
  • 昼間、軽い運動をする。
  • 夜は、ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。
  • 夜、体をマッサージしてほぐす。

 

湿邪を改善するには?

湿邪を改善するもっともよい方法は、循環ポンプの役割を担う体の筋肉を刺激します

つまり、体を温めるなど、血流をよくすることが湿邪の改善につながります。

 

体のだるさを改善するには、乾布摩擦がオススメ

自律神経を正常に戻し、湿邪を改善して体がだるいのを解消するには乾布摩擦がオススメです。

昔から、乾布摩擦は冬やるものですが、これは体の血流量が増えるからなんですね。これは、科学的にも検証されています。

血流量が増えると、酸素と栄養が体中に行きわたるので、自律神経のバランスが整うのです。夏の冷房で冷えがちな体も乾布摩擦で温まります。慢性疲労などのだるい症状も改善されるでしょう

そういったことから、免疫力も高まります。夏なら、夏風邪対策にもなりますよね。

 

乾布摩擦のやり方

乾布摩擦といえば、タオルで体をゴシゴシこするイメージです。でも、私がやっている乾布摩擦は、タオルを折りたたんで、優しくなでるようにこするやり方です。

1箇所を5~10回こすり、全身の気になる部分を乾布摩擦しても3分程度ですみます。

タオルで肌をゴシゴシすると、肌荒れにつながるといけませんしね。50代は体全体のお肌のあれが気になるお年頃です(^-^;

まず、鎖骨や腕をこするのがオススメ

タオルをほどよい大きさにたたみます。胸の中心部分から鎖骨にそって肩の方に向かってなでるようにこすります。これを左右行います。
鎖骨部分は、肩や首のコリに効果的といわれていますよ。

体がだるいの解消方法

腕の外側を脇の下から手首に向かってたたんだタオルで撫でるようにこすります。二の腕の部分からも手首に向かってタオルでこすります。

腕をこすると、冷え症やむくみに改善の効果があるといわれています。

体の他の部分も、気になる箇所やこすると気持ち良い箇所をタオルでさすってあげましょう。

 

体がだるいのを解消するには、やりやすい方法で

要は、体がだるいのは、血流が悪く、リンパの流れが悪いから、体中に老廃物や不要な水分が溜まっているってことですよね。

これを流してあげること。タオルを使うのが面倒であれば、手でさするだけでも効果があるといわれています。服の上からでもよいですよ。

 

40肩だか50肩だか分からないけど、しんどい痛みがあったのですが、シップよりも冷やすよりもさすることがもっとも効果ありましたし→もしあなたが50肩になったら!(痛みをひどくしてしまった私の間違った経験談)

さつき
さつき
さするという行為にはすごい効果があるのを、私の体ですでに実証済みなのです!

 

あさイチ!でもやってました→むくみとたるみ解消の達人竹井仁先生のリンパマッサージ方法

血流を良くしたり血液の量を多くするには、毛細血管を増やすという方法もありますよね→毛細血管を増やせばシミやシワ、たるみも改善!(ためしてガッテン)これもむくみをとることが目的ですし。

肝臓が良く働くようにするために、食後に15分程度横になるのも良いです。右向きに横になって、足と頭をクッションなどで少し高めにすることで、より肝臓に血液が集まり活性化されます。肝臓が元気に働くことは健康に不可欠ですからね。

横になるだけでも、血流が流れやすくなるんですよ。

そして、早寝早起きも大切です。私はまた、NHKテレビである朝のラジオ体操を復活させました。(冬は寒いので、夏だけの私の恒例行事)目覚ましをかけずに、今のところ1週間ほど6時20分ぐらいに起きてます。ラジオ体操は朝6時25分から始まります(笑)。

ラジオ体操をやると、それだけで健康になった気分になるから不思議です。「病は気から」というけれど、きっと「健康も気から」。あなたがやると健康になった気がする方法を見つけて、夏を乗り切ってくださいね。