先日、カネボウのメイクブラシ鉄舟を購入したので、天然毛に人工毛メイクブラシのお手入れの方法や洗い方を調べ、実際にやってみました。
オススメの洗う洗剤もいろいろだし、洗い方に干し方もいろいろあって迷ってしまいますね。
カネボウ化粧品の美容部員さんに教えてもらった方法や、鉄舟のケースに書いてあったお手入れ法。愛用中のミネラルコスメエトヴォスの公式サイトなどの情報を収集し、その中から私がいろいろとやってみて、これは良い!と思った洗い方や干し方をご紹介しますね。
目次
人工毛(エトヴォス)のメイクブラシを洗う
まずは、今まで使っていたエトヴォスのメイクブラシを洗うことにしました。エトヴォスのブラシは人工毛です。
ミネラルファンデーショントライアルセットに付いていて、お気に入りで大切に使っています。
エトヴォスのメイクブラシは、今までも何度か固形石鹸で洗っています。
今回改めて、エトヴォスの公式サイトに熊野の化粧ブラシの洗い方なども調べてやってみましたよ。
けっこう汚れていますね^^;(ちょうど洗わなきゃって思ってたところ、と言ってみる)
石鹸や中性洗剤などを使って洗う
ネットで調べると、シャンプーでメイクブラシを洗っている方も多いようです。
ですがエトヴォスの公式サイトでは、髪用のシャンプーは油分が落ちすぎるため、使わないようにとの注意書きが書かれています。
また、中性洗剤というと、おしゃれ着洗いでも良いのかと思っていたら、そちらも使わないようにと表記されていましたよ。
コップなどの容器にぬるま湯を入れ、石鹸や中性洗剤などを入れて溶かし、この中にメイクブラシを入れて洗います。
私は固形石鹸を使って、このようにやってみたところ、ブラシの汚れが取れにくかったのですね。
それで、石鹸の上をメイクブラシで軽めになぞり石鹸をつけ、優しく手で洗う方法にしました。
その後は、石鹸が残らないように何度か新しいぬるま湯に変えながら、しっかりすすぎます。
最後に、石鹸分をきれいに取り去るために、クエン酸を少量溶かしたぬるま湯、あるいは少量のお酢を使ってリンスします。
私の場合は、自分の髪と同じように、ぬるま湯にお酢を少したらしてリンスにしましたよ。
(リンスはしてもしなくても良いです。つまり、結果はあまり変わりませんでした。お酢に対してのお湯が多すぎたのかも・・^^;)
タオルで水分を拭き取ります。メイクブラシの毛の形を整えます。
このとき毛が乱れた状態で乾かすと、ブラシの毛に変な癖がつくことがあるようです。
黒い毛のメイクブラシ。これも人工毛なのですが、毛が乱れていますね。整えてもダメだったのです。でも、乾いたら、きれいになりましたよ^^
メイクブラシの干し方
私はこれまで、しっかり乾かそうと、家の外の日当たりの良い場所に干していたのですが、これは間違いです。干す場所は陰干しです。陰干しなので、しっかり乾かすために、2~3日干したほうが良いです。
カネボウの美容部員さんは、鉄舟のメイクブラシは家の中で干してくださいとおっしゃっていました。それだと、もっと乾きにくいだろうから長くかかりそう。やっぱり風のある日陰が良さそうですよ。
メイクブラシの陰干しに洗濯ばさみや輪ゴムを使うと便利
メイクブラシの干し方は、毛先が下向きになるように吊るして干すのがお勧め。こうすると、根元までしっかり乾きやすくなります。
難しい場合は、ブラシを横に寝かせて干しても良いです。
ただし、毛の向きを上向きにすると、金具の中に水が溜まりやすくなります。すると、バクテリアが発生する原因となり、メイクブラシの抜け毛や切れ毛の原因にもなるので注意しましょう。
写真のように、ブラシを輪ゴムで止めて、洗濯ばさみではさめば、下向きになりますよ。
私は庭の木の下がちょうど日陰だったので、やはり輪ゴムを使って木の枝にひっかけて干しましたよ(笑)。
家の中にあるものを使ってメイクブラシを干す
そしたら、あとで小雨が降ってきたので、家の中に干しました。これは、引き出しの取ってを使って干しています。
生乾きにならないよう、家の中にあるものを使って干す場合は、やはりメイクブラシが下向きになるように、そして、できるだけ空気の循環が良い場所がおススメです。
家の外に出したり中に入れたり、そうこうして3日間干してましたね。
干しあがって綺麗になったフェイスブラシたち。ふんわり綺麗に仕上がりました。心配していた黒のフェイスブラシも形は元通り!良かったです^^
天然毛メイクブラシの洗い方
カネボウの鉄舟など熊野の天然毛メイクブラシでも、上に書いたエトヴォスの人工毛と同じような洗い方となります。
メイクブラシを購入したコスメカウンターのカネボウ美容部員の方の話では、中性洗剤で洗うようにとのことでした。
ですが天然毛メイクブラシの洗い方を調べてみると、最も良い洗剤は純石鹸だと私は判断しましたよ。
なぜなら、メイクブラシが天然素材であり、肌に当てるということもあり、添加物の少ない高純度の純石鹸が理想的だからです。
化粧石鹸だと、添加物が多いので洗浄力が弱いのですね。純石鹸がもっとも洗浄力が強いので、夜だけ美容断食や肌断食でも純石鹸がメイク落としにオススメされていますよ。
また、中性洗剤や溶剤系ブラシクリーナーは洗浄力は強いのですが、その分、油を落とす力も強いのですね。(エトヴォスの公式サイトでも書かれていますね)そういった理由で、洗い上がりがパサついたり、ブラシの寿命が短くなるため、避けたほうがよさそうです。
洗浄後はブラシに石鹸を残さないように、何度も新しいぬるま湯で洗ったりシャワーで洗い流すのがポイントです。
石鹸や洗剤がメイクブラシに残ると、毛が切れやすくなるからです。
天然毛メイクブラシの干し方も人工毛と同じく陰干しですよ。
上手な天然毛メイクブラシの使い方
カネボウの美容部員の方のお話では、天然毛メイクブラシはできるだけ洗わない方が良いとのこと。洗う必要がほぼないとも。
ネットで調べてみても、熊野の天然毛など、メイクブラシの水洗いをお勧めされないところが目につきます。
ということは、できるだけ、水や石鹸で洗わずにすむように、日頃の使い方やお手入れが肝心なのですね。
天然毛メイクブラシの使い方ですが、優しく軽く気持ち良い程度。肌をなでるように使うのがポイントです。
つまり、メイクブラシを肌に押しつけるようにして使わないことが大切なのですね。そうすることで、ブラシの痛みを防げますし、お化粧も綺麗に肌にのります。
コスメカウンターでメイクしてもらっているときも、メイクブラシを使って、数回軽く肌を撫でただけできれいにお化粧がのりました。
それをお手本に、私も肌を優しくブラシでなでるように使うことを心がけていますよ。
やさしくなでる程度で、しっかりメイクがのるというのが、高価なそして高品質なメイクブラシの価値なのでしょうね。
カネボウ美容部員の方もしきりに、鉄舟のメイクブラシは、カットが違うとか天然毛は弾力性が違うなどとおしゃっていましたが、そういうことなのでしょう。
もし、ファンデーションなど濃く塗りたい場合には、軽く数回重ねるように塗るのがおすすめです。
天然毛メイクブラシの日常のお手入れ方法
・使用後は手の甲や腕などで、メイクブラシを軽くはたく。
・あるいは使った後に、ティッシュを使ってメイクブラシの表面の粉をふき取っておくとなおよいですね。
・フェイスブラシやチークブラシといった大きなブラシは、マメに櫛(クシ)を通してほぐしておきます。
櫛を使うときの注意点としては、先端から先にほぐします。そのあとに、根元から優しく毛先に向かってほぐすこと。こうすることで毛が切れにくくなります。
櫛を使ってまめにブラッシングしておくことで、メイクブラシの中に入り込んだ化粧品や汚れが取れるので、綺麗に保てますよね。
私も、メイクブラシと櫛はセットにして収納していますよ。
面倒ではあるけれど、ちょっとした心がけしだいで、メイクブラシは長持ちするようです。
【水洗いをお勧めできない理由】
水洗いをすることで、中のほうの毛や金具の中が乾きにくく、湿気が残りやすい。不衛生となりがちです。さらに、メイクブラシの毛切れや抜け毛の原因ともなるので、水洗いをしなくてすむように心がけたいものです。
エトヴォスのフェイスブラシのように人工毛であれば、プチプラなお値段で購入できます。ですが、私が先日購入した熊野の天然毛メイクブラシのようなものになると高価です。頑張って買っただけに、なるべく長持ちするよう使いたいですよね。
まとめ
メイクブラシの洗い方と干し方
・人工毛と天然毛、どちらも洗い方の基本は同じ
・オススメ洗剤にもいろいろあるが、純石鹸が理にかなっていると思われる
・洗い方は、メイクブラシに純石鹸をつけてやさしく手で洗い、何度もきれいなぬるま湯ですすぐ
・メイクブラシを洗ったときに干す場所は必ず陰干し
・ブラシを干すときには、洗濯ばさみや輪ゴムを使って逆さまにする
天然毛メイクブラシを長持ちさせるために上手に使う
※天然毛のメイクブラシはなるべく洗わないほうが長持ちする
・肌に気持ち良くなでるように使うのが基本
・濃くつけたいときは、数回、軽く色を重ねるようにする
・毛が痛むので、メイクブラシを肌に押し付けて使わない
日常でのメイクブラシのお手入れ方法
※できるだけ洗わずに済むよう、使うたびに簡単なお手入れをしておく
・日ごろ、メイクブラシを使ったら、手の甲などで粉を取り除いておく
・メイクブラシを使ったあとは、ティッシュで軽く包んで粉をふき取っておく
・マメにメイクブラシに櫛を通しておくと、汚れが取れやすくきれいな状態を保ちやすい