読んだ本の感想

浅野裕子著【これからの輝く女性はライトに生きる】を読んだ感想

これからの輝く女性はライトに生きる」を読みました。浅野裕子(あさのひろこ)さんの著書です。

浅野裕子さんは1952年生まれと言うから私より13歳年上。彼女のような大人の女性になりたいなと思わせる女性の1人です。

40代のときにも彼女の本は数冊読んだのですが、久しぶりに50代の今、浅野裕子さんの本を書店で手にし、ふと、読んでみたくなりました。

読み終えてみると、なかなか心地よい本でしたよ。
そこで、「これからの輝く女性はライトに生きる」の本の中で、私の心に残った箇所や感想を書き留めておきたいと思います。

目次

女性が軽やかに心地よく生きるには?

私は奥平亜美衣さんが好きで、引き寄せ系の本は何冊も読みました。

「これからの輝く女性はライトに生きる」でも、はじめの方は

  • ポジティブに物事を捉える
  • 物や人の良い面を見るよう心がける
  • 良い気分を選択する
  • 自分を大切にする
  • あらゆる人やモノ、出来事といったものに感謝する

などといった、引き寄せ系の本に書かれているような、もしくはどこかで聞いたような内容が見受けられます。

まあ、幸せに生きていくには、いずれも必要なことですからね。

ただ、他と大きく違うのは、60代女性といった視点からみている点です。

 

鏡に向かって10秒間スマイルを習慣づける

私が感銘を受けたのは中盤からの、健康美に関することが書かれているあたりです。

このサイト「いまさら美活」で私が言いたいことが、当たり前ですが、数段グレードアップされ、綺麗にまとめられて書かれているような気がして勝手ながらも、深く共感をうけました。

普段から鏡の中の自分に向かって10秒スマイルを習慣づけるといいと思います。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P45

これも以前このサイトの記事に書いています。
大きい顔を小さく見せるにはたるんだ頬を1日2分マッサージするだけ!

今でも思い出し考え出しやってはいるのですが、ついつい忘れて何日も無表情の笑わない日々が続くと、顔の筋肉が固まっているのに気づきます。やはり続けることは大切ですね。

これからの輝く女性はライトに生きる

捨てたほうがいい洋服の見極め方

身につけたときに微妙な違和感を覚えたときや、服自体のエネルギーがなくなってきていると感じたときは整理している

「これからの輝く女性はライトに生きる」P64

いわゆる不要な物を手放す見極め方ですね。
50代にもなるとエネルギー不足になりがちなので、良いエネルギーを常に身につけたり、周りに置いたりしたいものです。

 

運動は特別なものではなく、日常生活の中に取り入れる

特に体を動かさなくても、「姿勢をよくする」ことを意識するだけでも、体には適度な負荷がかかります。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P93

これからの運動は、このようなちょっとしたことを、日常の中に取り入れてくらいで充分効果があります。

これも私もよく書いていますが、年齢を重ねるほどに姿勢は大切。猫背ほど加齢を感じさせるものはありません。

さらに、ジム通いに憧れ、以前、1年間ほどジム通いもしましたが、日常で意識して軽く運動すれば、さほど変わりはないのかなと思います。

その方が金銭的にも節約できるし、自由度も高いですしね。ただし自由度が高いだけに続けるのも難しいともいえるのですが。

 

心と体を柔軟に保つには深呼吸が効果は絶大

心と体が凝り固まっているなと感じたらすぐに深呼吸ちょっとしたことですが、効果は絶大です。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P95

これも以前書いたことですが、ため息は運が逃げていくと言われています。そこで、溜息をつくぐらいなら深呼吸を意識してやる方が何倍も体にも心にも良さそうだと気づき、今も溜息をつきたくなったら、そうしていますよ。

何かで読んだのですが、深呼吸するときには血管の隅々まで酸素や栄養が運ばれていることをイメージする深呼吸の効果がアップするとのこと。なるほどなっと思ったので、そのように心がけているところです。

「若く見える」女性よりも「素敵な」女性でありたい

「若く見えますね」と言われるよりも「素敵ですね」と言われる女性でありたいと常に思っています。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P117

これにも強く共感します。

美容施術でもしない限り、顔のしわやたるみなどといった加齢によるものはどうしようもありません。

年齢にあらがおうとすると心が疲れます。人間も生き物なので、若さはどうしてもなくなるものであり、追い求めると気持ちがしぼみます。

その点、素敵な女性というのは年齢に関係のないものではないでしょうか。
なんとなく魅力を感じる女性といったイメージが言葉から感じられます。顔のシミやシワがあっても魅力を感じさせる女性になれたら、と思うようになりました。

 

読んだ本

 

いくつになっても姿勢良くありたい

70代、80代になっても、知的でエレガントな女性に共通しているのは、「姿勢の良さ」です。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P145

浅野裕子さんの本には姿勢について度々書かれていますが、それだけ人は姿勢が大切だということですね。

姿勢が悪いと老けて見えるだけではなく、背骨が曲がってしまったり、体にも悪影響を起こしかねないといった理由からです。

猫背でうつむき加減だと、心も沈んでしまうとも言われていますよね。

姿勢は意識することで保つことができるけど、意識しないでいれば、いつの間にか猫背になってしまいます。
それならば姿勢に関しては甘えず厳しい目で、自分を律したほうがいいと思い、私も姿勢には気を付けています。ときおりだらけてはおりますが・・。

 

50代にも使える洋服の着こなし術が満載

「これからの輝く女性はライトに生きる」part5には、60代の自分らしい装いの楽しみ方とあります。60代とありますが、70代でももちろん、50代でも取り入れたい方法です。

ここでは、洋服の着こなし方。
例えばジーンズの選び方に、トップスの色や柄でおしゃれを楽しむ方法。大人のカジュアルスタイルの秘訣などといった、上品なおしゃれを楽しむコツがたっぷりと書かれています。

私はお洋服のスタイリスト講座も受講したほど洋服が好きで、いろいろと洋服に関する本も読んでいるのですが、50代~(実のところは50代以下でもなのですが)の女性が知っていると得するお洒落ポイントが、分かりやすくしっかり書かれて いるように思いました。

 

まずは健康をベースにしてこそ知性やエレガントは加わる

私は常々、エレガントに生きる必要条件は「健康であること」だと思っています。まず健康があって、その上に知性、女性らしい美しさ、洗練された装いや振る舞い、美しい言葉遣いなどが求められるのです。

「これからの輝く女性はライトに生きる」P208

本当にそうですよね。お金があっても若く見えても、健康でないと、なかなかいろいろなことに挑戦する気力や元気が湧いてこない、しかも楽しむのが難しくなるよなーと、最近つくづくそう思います。。

日常では、自分の思い通りにはならないことがあったり、思い通りにならない人がいるのは当たり前。それにあらがうと、気持ちから病を引き起こしたりします。

起こったことはやさしく受け止め、そして笑い飛ばし、さらには自分の失敗でさえも笑えたら、それだけで毎日が楽しく充実するといいます。

また、昔から私は頑張っている自分が好きです。それで体に無理して仕事をする方でしたが、体力ないので、無理するとすぐ睡眠障害になったり体調崩したりします。

最近はそれがますますひどくなってきたので、さすがにお金よりも体が大事と、自分に言い聞かせてセーブしているつもりです。

 

こんな人に「これからの輝く女性はライトに生きる」を読んで欲しい

浅野裕子さんが「これからの輝く女性はライトに生きる」に書いているような、エレガントで知的な女性にはとてもとてもおよびませんが、書かれていることを参考にしつつ、私らしい私なりの素敵な女性を目指して毎日を楽しみたいなと、思えました。

年をとることは誰しもが同じなのですが、実際、年齢に気持ちがついていかないといった女性も多いのではないでしょうか。私もそうですし。。

浅野裕子さんの「これからの輝く女性はライトに生きる」は、年齢を重ねることに抵抗を感じていたり不安がある女性に、ぜひ読んでもらいたい本です。

今回は、「これからの輝く女性はライトに生きる」を私が読んで、とくに印象深かった箇所をピックアップして感想を書かせてもらいましたが、共感したり、心に残るものは人それぞれ。ぜひあなたも、書店で手に取ってみられてはいかがでしょう。