老けない人の知恵袋

おでこのシワを取る方法とは?5つの原因を知れば予防と改善策が見つかる!

私はいつも前髪で隠しているつもりなのがおでこのシワ。というのも、おでこのシワって顔の中でも年齢を感じてしまうパーツなのです。

想像してみてください。人の顔のおでこに3本横線を加えるだけで、すごく老けて感じませんか。

私は目を見開いたときに額にシワを寄せる癖があるので、おでこのシワが気になっている一人です。

まだくっきりとシワにはなっていないので今のうちになんとかしないとなぁ、とは思っていますが、やはり美容整形などで注射なのかな?お値段高そうだし怖いなぁ、 と日々おびえています。

自宅で改善できる方法があれば、やってみたいですよね?

そこで今回は、おでこのシワの原因や予防、そして改善策についてのお話です。

目次

おでこのシワには縦ジワと横ジワの2種類ある

おでこのシワは縦ジワと横ジワの2種類あります。

横ジワが一般的ですよね。横に線が入っているシワです。

目線をぐっと上にあげるとうっすらおでこに横の線が出てきます。

ほとんどが無意識にしている癖で横ジワはできています。

ところで、縦ジワっておでこにあるかな?と思うかもしれません。

これは難しい顔をしたときにできる眉間の部分のシワのことです。

自分では気づいていなくても、考えごとをしているときなど、つい無意識に眉間にしわを寄せているかもしれませんね。

私も、眉間にしわの跡がついてて「なんで?」と思っていました。試しに、真顔のつもりでいるとき、そのままスッと鏡を顔の前に持ってきて見たら、眉間にシワがよっていてびっくり。しかも、顔がこわい。

眉間に縦ジワがあると「機嫌が悪いのかな?」という印象を持たれがちなので、とくに女性ならどうにかしたいものですよね。

 

おでこのシワの原因

シワっておでこ以外にもできますよね?口元や、目元などにも。

ですが、おでこのシワは目立ちます。

なぜなら、おでこは顔の約3分の1を占めている所だからです。

ここからは詳しく、おでこのシワができる原因をお話していきますね。

表情ジワ(表情の癖が原因)

まずは、私も気にしている表情の癖です。

さきほど横ジワ縦ジワでも説明したような、普段の生活の中で無意識にしている癖です。

癖ですので、子供のころからしていると10代のうちからおでこにシワができている人も少なくありません。

私みたいに目を大きく見開く癖がある人は要注意です。目を大きく開けることにより、おでこが上下に動くのでそれで横ジワがついてしまいます。

無意識ですので厄介ですよね。

目を大きく上げる原因として、ちょっと意外なことにコンタクトレンズを使っている人。コンタクトレンズを着け外しするときを頭に思い描いてみて下さい。

コンタクトしている人は、目を大きく開けませんか?その際、おでこに線が入るようなことがあれば注意が必要です。

私はマスカラを塗ったりアイライナーをひくときに、目を大きく見開いていたのに気づき、やめるようにしました。
今では、まぶたを指で軽くひっぱってからマスカラやアイライナーを使っています。

もしくは反対に目が悪く文字やテレビなどを見る際、目を細めたりしていませんか?これも、眉間にシワがよるようであれば縦ジワの原因のひとつにあてはまります。

おでこのシワの原因

まぶたのたるみが原因

おでこのシワにはまだ他にも原因があります。

なんと目のたるみが原因でおでこにシワができるのです。

「え?どうして?」と思いますよね。

その理由は、目の周りの筋肉が年齢とともに衰えると、上まぶたが垂れてきます。

それを防ぐために、おでこの筋肉で目を開けようとするので結果、おでこにシワができるのです。

しかもまぶたが垂れると目が小さく見えるだけではなく、視野も狭くなります。

そうなるとつい、顎を上に向けて視野を確保しようとします。その状態ではあまりいい姿勢とは言えません。姿勢まで悪くなります。

ということは、目の周りの筋肉も鍛えるのが理想ですね。

スマホ使いが原因

今やちょっとした空き時間や、電車やバスの中でかかせないのがスマホではないでしょうか?

あなたがスマホを見ている姿勢を思い出してみてください。

下を向いて猫背になっていませんか?

長時間、この下を向いた姿勢をすることで目の周りの筋肉が衰えます。その結果、さきほど説明したように目を開くためにおでこの筋肉を使うこととなるのですね。

スマホを使うときの姿勢は、おでこのシワ以外にも口元や、目元のシワの原因にもなります。

下を向く姿勢はそれだけ老化を進めることを忘れないで下さい。

ちなみに10代の若いうちからおでこのシワに悩む人は、このスマホ姿勢が原因とも言われています。

皮膚の乾燥が原因

シワの最大の要因と言ってもいいくらいなのが、やはり乾燥です。

おでこを含めた「Tゾーン」と言われる部分はテカリやすいからという理由で、あまり保湿しなかったり、油とり紙で頻繁に皮脂を取っていたりしていませんか?

また、前髪を下しているからという理由で紫外線対策である日焼け止めを丁寧に塗っていない、ということはありませんか?

おでこのスキンケアとなると、なんとなく手抜きになりがちです。

そういった日々の積み重ねでおでこが乾燥しやすくなり、シワの原因になっています。

頭皮のたるみが原因

頭皮と顔の皮膚は一枚で繋がっています。

ということは、頭皮の血行が悪くなって硬くなり、頭皮がたるむことによって、おでこのシワの原因になります。

頭皮のたるみも年齢とともに出てきますが、普段の生活で、髪をきつく縛るといったことによっても起こります。

それにいくら髪の毛があるとはいえ、すくなからず頭皮は紫外線の影響を受け、頭皮のたるみに繋がりやすくなります。

 

おでこのシワを取る方法よりも予防を重視する

おでこのシワの原因がこんなにあるなんて驚きですね。

それに毎日の生活で無意識にしていることもあるので、改善できるのか不安になりますよね。

残念ながらおでこにシワができると、そう簡単にスキンケアでは改善できません。

多少、薄くはできるでしょうが。

ですので、できる前からしっかり予防していくことが大切です。

ここからは、おでこのシワができないようにするためのケア方法をご紹介していきます。

おでこ(顔)マッサージ

  1. 親指以外の片手の4本の指を眉の上にあてる。
  2. 横ではなく4本の指先が眉の上にくるようにしてくださいね。
  3. そのまま指を髪の生え際まで引き上げ、上がりきったところで5秒キープします。
  4. これを5回してみて下さい。

 

  1. 気になる縦ジワ効果的なのが、人差し指、中指、薬指の3本を眉間にあてます。
  2. これも指先が下を向いた状態です。
  3. そのまま指を髪の生え際まで引き上げ、上がりきったところで5秒キープします。
  4. これも5回してみて下さい。

これらのマッサージは毎日続けないと意味がありません。

長い時間かけてシワが出来ますので、長い時間をかけて解消、もしくは予防するしかありあません。

マッサージで硬くなった頭皮を柔らかくする

毎日シャンプーをしていてもそれは頭皮マッサージとは別です。

シャンプーはあくまで頭皮の汚れを落としているのに過ぎませんから。

週2,3回は意識して頭皮マッサージをしてみてください。

血行が良くなることで頭皮のたるみを防げます。

両手の指の腹で髪の毛の生え際を意識してゆっくり軽く指の腹で押しながら前から後ろに向かってマッサージしてみて下さい。頭皮の凝りをほぐすイメージで行って下さい。

ここで覚えておきたいのが、頭皮は「揉む」「さする」よりも「押す」ほうが血流が良くなるということです。

ブラッシングで頭皮をマッサージする

ブラッシングは、髪の毛の絡まりを取ったり、髪の毛の毛についた汚れをとるものと思いがちですが、ブラッシングすることで頭皮の血行を良くし、マッサージにもなっています。

今は、髪の手触りが良くなるトリートメントや、パーマを当てている人などは、もしかしたらあまりブラッシングをしていない人が多いかもしれませんね。

以前は私もあまりブラッシングの必要性を感じず、やめていました。 ですが、目的を「頭皮の血行をよくする」に変えると、ブラッシングはこまめにする方がいいと気づきます。

やり方としてはまず、毛先をといてその次に頭皮にブラシを当てながらしっかり毛先までとく。

その他、髪を持ち上げ、首の後ろから前に向かってといたり、こめかみから下に向かってといたりと、色んな角度からしっかりといて下さい。

頭皮からブラッシングすることで血行が良くなります。

その上、髪にツヤも出てきますので一石二鳥です。ヘアブラシの使い分けも参考にしてみてくださいね。

ブラッシングの理想は1日3回、朝昼夜です。

おでこのシワをなくすヘアケア

シャンプー時の頭皮に効果的な洗い方

普段のシャンプーでの洗い方もこの際、見直してみませんか。

シャンプーは一日の髪の毛の汚れを落とす目的ではありますが、頭皮マッサージに絶好の時間です。

1. シャンプーの前にしっかり髪をブラッシングする。

2.シャンプーを付ける前に、お湯だけでしっかり洗う。
シャンプーの前のお湯だけ洗いに時間を掛けるだけで、頭皮や髪の毛の汚れは70%落ちると言われています。ですのでシャンプーを付ける量も少なくて済みますし、シャンプーを付けた時にゴシゴシ洗わなくて済みますので頭皮には優しいです。

3. シャンプーを直接髪につけるのではなく、手でしっかり泡立ててから頭皮につける。
これ、直接頭皮に付けて泡立てている人、多いと思います。実際そうすることで、よけいな摩擦で頭皮に傷をつけることになります。

4. 爪をたてずに、指の腹で汚れを落としたり、マッサージしていく。
指の腹でマッサージが需要です。このときのマッサージで頭皮に血行が良くなり、頭皮のたるみを防ぐことができます。指の腹で、下から上に向かってジグザグに頭皮マッサージしてみて下さい。頭皮をほぐすイメージで。

5. シャンプー剤をしっかりすすぐ。

6. トリートメントやコンディショナーはしっかりすすぐ。
シャンプーや、トリートメント、コンディショナーはしっかり時間を掛けてすすいでください。洗い残しが頭皮の汚れとなり、頭皮の毛穴を詰まらせ、血行を悪くするからです。

シャンプーの時間が短い方はぜひ、こうやって丁寧にしていくことを心がけてみてください。

美容院のシャンプーの時間って家で洗うときより時間かけてるなぁ、って思いませんか?

それに洗ってもらった後、すごく頭皮が気持ちいいですよね?それだけしっかり頭皮マッサージも兼ねているのだと感じます。

 

UVケア・紫外線対策

おでこも顔と同じようにしっかり紫外線対策を怠らないようにしたいですね。

紫外線は年中降り注いでいます。「今日はくもりなのでUVクリームを塗らなくても大丈夫かな」と油断禁物ですよ。

間違いやすい日焼け止めクリームの塗り方

また、頭皮の紫外線対策として、外出の際は日傘や帽子を使うとよいですね。

紫外線は肌の奥にまで浸透し、肌の潤いを破壊します。破壊されると乾燥にも繋がり、シワを作ることになります。

もしうっかり紫外線をたくさん浴びてしまった日は、スキンケアにプラスしてお肌のパックをしたり、ビタミンCを含む美容液でしっかり保湿することを心がけるのがおススメです。

そして普段からおでこへの保湿も欠かさないようにして下さい。

表情筋エクササイズで、おでこのシワを引き締める

顔には目や、口を動かすための表情筋というたくさんの筋肉が集まっています。

その筋肉の中でおでこには「前頭筋」という筋肉があります。そこを鍛えるのも近道になりますよ。

  1. まずおでこを手のひらに当てる。おでこを隠すイメージでしっかり密着させて下さい。
  2. そのまま眉毛を上下に上げ下げを数回行う。

これだけなのです。

おでこに手のひらを当てているために、おでこに横ジワができるのを防止できます。

まぶたのたるみを改善エクササイズ

その他にも目の周りの筋肉として眼輪筋があります。

普段まばたきをしている時などに使われている目の筋肉ですが、これが衰えると目のたるみの原因に繋がります。

  • まぶたのたるみを改善する方法としては「ウインク」があります。
  • 目安としては左右交互に30回ずつが理想です。

他にもエクササイズはあります。

  • たとえば、手をじゃんけんのチョキにして、その人差し指と中指で、目頭と目尻をおさえて目を細めます。
  • そのままの状態で黒目をできるだけ上にして10秒ほどキープします。

こういったエクササイズを1日1回でいいので、寝る前や、お風呂の中でもいいので取り入れてみてはいかがでしょう。

コラーゲンを意識した食べ物を摂る

スキンケアで保湿も大事ですがやはり、シワには体の中から潤いを与えるのも大事です。

食べ物から摂って肌に良いのはコラーゲンでは?と思いがちです。

ですがコラーゲンを含む食べものばかりを摂取しても、体の中でコラーゲンとしての役割を果たすわけではありません。

コラーゲンの働きを効率よく発揮するにはビタミンCや鉄分の助けが必要不可欠なのです。

これらも効率よく摂り、コラーゲンの働きを促し、肌への弾力や潤いをサポートしましょう。

ビタミンCが含まれている食べ物といえば、イチゴやキウイなどの果物が人気ですね。他にもブロッコリーや赤、黄ピーマンなどの野菜にも多く含まれています。

鉄分が豊富なのはひじき、レバーなどです。

ここで気をつけてほしいのがビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱いため、生での摂取が望ましいです。

コラーゲンが含まれている食べ物として、牛すじ、鳥の軟骨、フカヒレ、鮭、さんまなどがあります。

そしてさらに、コラーゲンと一緒に摂ってほしい食べ物があるということは、反対に一緒に食べない方がいい食べ物もあります。

糖質と脂肪を含む食べ物です。これらはコラーゲンの働きを悪くします。

よく食べるものとしては白米、揚げ物、チョコレートなどの甘いお菓子ではないでしょうか。

野菜だったら大丈夫?と思いがちですが、実は、じゃがいも、サツマイモ、レンコンなどの根菜類は糖質が多い食べ物ですから偏った摂り過ぎには注意しましょうね。

おでこのシワ対策

変顔は逆効果?

「表情筋エクササイズ」で調べるとよく出てくるのが「変顔」です。

これは、顔の表情筋を効率よく動かすために、普段しない表情をすることによって表情筋を鍛え、シワ予防するのが目的です。

ですが、変顔をすることによってよけいにシワが増えるのでは?という意見もあります。

じゃあしない方がいいのかな?とも思いますが、しないということは無表情ということなので、そうなると、表情筋が使われていないため、筋肉が衰えてしまい、結果たるみによりシワになると。

してもしなくてもシワになるの?何それ?って感じですよね。 実はこれにはいろいろな意見があるのです。

どういうことなのかというと、シワの原因である、乾燥や紫外線の影響を受けているお肌に対して変顔をして表情筋を鍛えようとすると、シワがよけいに増えることになるのですね。

ですので、表情筋を鍛えるのに変顔はダメというわけではありません。ですが、しっかりお肌の健康を保っていることが大事です。

案外お風呂の中でやるのがいいのかもしれませんね。お風呂の中は乾燥していませんから。

それと早く鍛えたいからと変顔のやりすぎも注意が必要ですし、適当に自己流で変顔をするのも良くありませんね。

表情筋の流れに沿って鍛えるのが大事なので基本「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」をしっかりすることで表情筋を効果的に鍛えられます。

その際、くれぐれもおでこに線がはいらないように気をつけて行ってくださいね。

まとめ

おでこのシワの原因にはいろいろなことが挙げられます。今回お話したこと以外にも、もっとあることでしょう。

普段の何気ない癖から、加齢による目元の皮膚や頭皮のたるみに、食べ物まで。

年齢を重ねてきたとき、自分がどのような生活をしてきたかは、顔を見ればわかるのかもしれませんね。

ですが、気づいたときから改善しようと思ったら、きっと間に合います。

今から、食事や普段の何気ない癖をちょっと意識するだけでまた、数年後の顔は変わるのではないでしょうか。

いくらスキンケアにお金を掛けても、体の内側の土台ができていないと意味がありませんね。これを機会にぜひ、見直してみてはいかがでしょう。