髪の悩み改善策

ヘアブラシの使い分けでペタンコ髪もふんわりサラサラヘアになりました!

40代後半頃からでしょうか、髪のボリュームが減った気がします。
とくに、トップにボリュームがないのが気になるし、髪をかきあげると地肌が目立つ気がするのです。50代女性の髪ってそんなもんでしょうか?

加齢や女性ホルモンの影響で、髪のボリュームが減るのはしょうがないことと半ば諦めつつ。それでも、いろいろ抵抗している50代の私です(笑)

髪の毛にボリュームを出したいと、からんさを使ってみたりと、いろいろ試行錯誤していたんですね。そんなときふと、ヘアブラシの使い分けで髪の状態がとても良くなったのです。細い髪で、ペタンコ髪に悩んでいたけど、日中ふんわりをキープできるように。それだけだけど、最近ちょっと気分上がってますよ^^

目次

天然毛と人工毛ヘアブラシを使い分ける

ヘアブラシには大きく分けると、天然毛(動物毛や獣毛ともいう)と人工毛がありますよね。まずは種類別にそれらのメリットやデメリットを把握することが大切です。

私のように、間違ったヘアブラシの使い方をしていると、効果が得られないどころか、髪にダメージを与えてしまうことにもなりますからね。

天然毛ヘアブラシのメリット

・豚毛や猪毛といった天然毛ヘアブラシは静電気が起きにくい。
・静電気が起きにくいのでブラッシングでの髪の痛みが少ない
・動物毛ヘアブラシは髪にツヤを与える

天然物デメリット

・猪毛や豚毛で作られたヘアブラシは毛の密度が高いために、髪に摩擦が起きやすい
・天然毛ヘアブラシを洗うと、植毛してある毛の穴に水分がたまりやすいため、雑菌が増える原因となる(天然毛フェイスブラシと同じ)
・手軽に洗えないため、こまめにお手入れする必要がある
・人工毛のヘアブラシに比べ、天然毛のヘアブラシは値段が高いものが多い

人工毛ヘアブラシのメリット

・手軽に洗いやすい
・ヘアブラシの目が粗いため、ほこりや絡まった髪の毛が取りやすい
・目が粗いため、頭皮までブラシが届きやすい
・目が粗いので髪の毛の摩擦が起きにくい
・お値段が手ごろ価格で買える物が多い
・木製ヘアブラシは静電気が起きにくい

人工毛ヘアブラシのデメリット

・人工毛ヘアブラシに代表する物には、ナイロン製やポリエチレン製、そして木製があります。
・ナイロン・ポリエチレン製は静電気が起きやすい(静電気防止加工してあるものもある)
※ナイロン製よりポリエチレン製の方が静電気が起き起きにくい
・静電気が切れ毛の原因となりやすい
・木製のヘアブラシは硬いので、頭皮にけっこう刺激が強い

 

頭皮マッサージには人工毛、髪のツヤ出しには天然毛がおすすめ

先に書いたように、人工毛ヘアブラシと天然毛ヘアブラシのメリットデメリットから考えると、頭皮のマッサージには人工毛がおススメです。

なぜなら、天然毛だと頭皮までブラシが届かないからですね。
最近では、天然毛に人工毛が混ぜられて、ブラシの毛の密度がつまっていないヘアブラシがあるようです。使ったことはありませんが、あれなら良さそうですね。

一方で、天然毛を使えば、冬に多くの人が悩む静電気での髪のバチバチが起こりにくいために、切れ毛にもなりにくいし、髪の毛にツヤを与えることができます。

 

頭皮をマッサージし、細い髪にボリュームを出すヘアブラシの使い方

私はずっと天然毛さえ使えば、頭皮の血行を良くし、髪もツヤツヤさらさらになるものと何年もずっと信じて使ってきました。

ですが、何ヶ月も使い続けた結果、なんか違うと思ったのです。

私の天然毛ヘアブラシは頭皮に到達すること感じがないので、頭皮に刺激を与えることなくマッサージ効果はないと気づいたのです。

しかも、元々脂分の多い私の髪質。ぺたんこな髪の毛は、さらにぺったんこになってしまいます(-_-;)

そこで思い切って天然毛から人工毛ヘアブラシに毎日のお手入れを変更してみたのですね。

そしたら、めちゃくちゃ快適になりましたよ。しかも、毎日シャンプーをしないせいか、しっとりしがちな髪がサラサラふんわりセットになります。そういう発見って女性はすごく嬉しいですよね。

ヘアブラシ種類で使い分けする

私が今まで使っていたのが右側の黒い豚毛ヘアブラシ(猪毛は高くて買えなかった記憶(T_T))。そして左側が今使っている人工毛のヘアブラシ。木製ではないけれど、先が丸くなっているので、頭皮が傷つかずに適度に刺激される感じが良いですよ。

 

逆さフラッシング方法

そのブラッシングの方法なのですが、最初に普通に人工毛ヘアブラシで髪をときます。
次に前髪の生え際から後に向かって10回ほど髪の毛をブラッシングします。

ブラッシングを使い分ける
上の画像の赤い矢印のように、下を向き、うなじから前髪に向かって50回ほどブラッシングします。
つまり、髪の流れに逆らってブラッシングするので、静電気が起きやすくなるので注意が必要です。いわゆる逆毛をたてるやり方と同じですね。

冬だと、とくに静電気で髪の毛がかなり広がります。ですが1分もすれば私の場合、自然にふんわりとしたヘアスタイルになるのです。その後は静電気もおきません。ちなみに、昔はものすごく髪に静電気が起きてバチバチすごかったのですが、今はあまり起きませんね。これも毎日シャンプーしなくなってからのような気がしますよ。

このブラッシング方法は、とくにペタンコヘアになりやすい、髪の毛の細い人におすすめです。また、冬以外であれば、それほど静電気を感じることもありませんよ。ただし、ブラッシングはゆっくり行うのがポイントです。

そういえば、アンミカさんも同じ方法(逆さブラッシングと表現されています)でブラッシングしてらっしゃると「アンミカのポジティブ美容辞典」に書かれていましたよ

逆さブラッシングで、頭皮の血行がよくなり、むくみもとれる

アンミカさんは、木製で頭皮を痛めないブラシの先が丸いものを使っていると書かれていました。木製だと静電気がでにくいからでしょうね。

近年ではシャンプーやトリートメントで髪がからみにくく綺麗なため、手ぐしで充分と、ブラッシングをする人が少なくなっているようです。そういう私も以前はあまりブラッシングしていませんでした^^;

ですが、フラッシング効果には、髪についたホコリや自然に抜けた髪を取りさったり、頭皮を刺激して血行を良くする、皮膚の分泌を促す、頭のツボを刺激する、などたくさんの効果があります。それを知ってから、私もブラッシングを朝晩とするようになったのですよ。

ヘアブラシの洗い方と髪の毛を取る方法

ヘアブラシはシャンプーをするとき、そのブラシを使うと、ホコリや汚れ、絡まった髪の毛もとれるという話を聞いたことがあります。ですがそれだと、髪を傷めることにもなりかねません。なぜなら、髪が濡れてるときにブラッシングをすると、キューティクルがはがれやすくなるのですね。

ヘアブラシの洗い方

洗面器にシャンプーもしくは中世洗剤を溶かし、そこにしばらくヘアブラシをつけておきます。その後、水で洗剤を洗い流します。
※いらなくなった歯ブラシを使ってヘアブラシのほこりが取れるといった情報を知りやってみたのですが、私には難しかったです^^;

それでも取れないヘアブラシの目にからんだ髪の毛を取るには以下のものがお勧めです。
・ヘアピン
・つまようじ

こういった先がとがったものだと、ブラシにからまった髪を取りさってくれますよ。

 

まとめ

毎日シャンプーやリンス、トリートメントをすることが普通になってきているので、髪はいつもサラサラ。ヘアブラシを使う必要性を感じず、手櫛だけですませる人が多いようです。

ですがブラッシングをすることで、髪にツヤが出たり頭皮の血行を良くする頭のツボを刺激するといった多くの効果が得られます。

私はそれらの効果を期待して、長年天然毛ブラシだけを使ってきましたが、あまり効果が感じられずにいました。

ヘアブラシを使い分ける必要があったのです。
天然毛だと頭皮までブラッシングが行き届かないというデメリットを感じたため、人工毛に変えました。

すると程良い頭皮の刺激で、気持ちよさを感じます。さらに、人工毛ブラッシングで下から上にブラッシングをすることで、細くコシのない私の髪は、髪がサラサラになり、ふんわりセットできることを発見しました。

とはいえ逆毛を起こすようなブラッシングとなるため、静電気がひどく起こる人にはお勧めできません。そういった方は、木製ブラシだと静電気が起こりにくいのでオススメです。

さらに、天然毛のヘアブラシは、細い髪のせいか私の場合、ブラッシングすると髪がペタンコになります。髪が広がりやすくて悩んでる人にはお勧めです。

天然毛は髪にツヤを出すと言われていますからツヤを出したい人にも良いのかもしれませんね。私あまり実感できませんでしたが^^;

いずれにしても、自分の髪質や目指すところによってヘアブラシは使い分けするのが最も賢い髪の毛を綺麗にする方法だということです。