太らない、痩せやすい体質つくり

30代から女性の皮下脂肪が増える理由と減らすコツ!

洋ナシ体型は、40代以降の女性に多いって知ってましたか?その原因は皮下脂肪です。

30代からはすでに代謝が落ちてくるので、脂肪が落ちにくい体質になってくるんですね。

といってもなんとかしたい皮下脂肪。うつ手はないものでしょうか?調べてみましたよ。

目次

皮下脂肪とは?

エネルギーとして消費されるはずの「糖」が食べ過ぎや運動不足により体内に余って脂肪となり、皮下脂肪として蓄積したものです。

皮下脂肪がつくと、なぜ洋ナシのような体型になりやすいの?

体の脂肪は、万が一エネルギーが足りなくなったときに備えられたもの。すぐにエネルギーとなるようお腹やお尻といった体の中心部あたりに蓄えられているのです。

男性よりも女性のほうが皮下脂肪が蓄えられやすい理由

女性には、エストロゲンという女性らしい体を作るホルモンがあります。これによって皮下脂肪ができやすいのです。

皮下脂肪がつきにくい男性ですが、女性に比べて内臓脂肪がつきやすくなっています。
といっても、女性も閉経後は女性ホルモンの減少により、皮下脂肪よりも内臓脂肪がつきやすくなるので注意が必要です。

内臓脂肪よりも落ちにくい皮下脂肪

皮下脂肪は、熱が伝わりにくく、体温を逃さないようにするために溶けにくくなっています。
それに、万が一のときのための大切な予備の燃料タンクということもあり、皮下脂肪は落ちにくいのです。できれば落とすよりも、つかないように予防したほうが賢明です。

皮下脂肪を落とすには?

年齢とともに増える皮下脂肪。内臓脂肪ほどには健康にも害はありません。でも、やっぱり見た目が悪いですよね。ハードな運動なんかは無理だとしたら、さて、どうする?

筋力の低下を防ぐ

加齢によって、40代50代~と筋力はしだいに減ってきます。筋力が減るということは、体の筋肉も減っているんですね。

日頃運動しない私たちには筋肉を増やすのは難してくても、せめて減らさないようにしたいものです。

筋力トレーニングは、太ももやお尻を鍛えるものがオススメ。なぜなら、体の70~80%もの筋肉がここに集まっているからです。

とはいえ、太ももやお尻の筋トレなんて面倒だわって思いませんか?それが、日常生活の中でも意識さえすれば、けっこうすんなりできるのです。

大股で歩くよう意識したり、できるだけ階段を使うようにするという、ちょっとした日常での行動さえも、太ももの筋トレになります。

太ももやお腹、お尻といった大きな筋肉を維持することで基礎代謝も下がらず(上がるかも)脂肪がつくことも減るのです。

筋肉を使うことを意識すると同時に、筋肉になるタンパク質を摂取することも忘れずに。魚やお肉、卵といったタンパク質をなにかしら毎日とると良いですね。

脂肪のもとになる糖質を減らす

糖質を完全に抜く糖質ダイエットが一時的流行りましたが、いまは、まったく糖質をとらないのではなく、少なめにするようにといったダイエット方法が主流です。

ためしてガッテンでも、そのようにアドバイスされていましたね。

まったく炭水化物をとらないと、今度はエネルギー不足になるので体に良くありません。なにごともほどほどが良さそうです。

 

全身鏡で見たり、皮下脂肪をつまんでみたりする

全身鏡で自分を写して客観的に見たり、お腹をつまんで皮下脂肪を目で見てチェック。目視することで、痩せようという意識が絶えず維持できますよ。

 

マッサージで脂肪を刺激する

脂肪は、つまんだりマッサージすることで、刺激になって落ちやすくなります。
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脚の冷えは脂肪を固めてしまいます。セルライトも冷えが原因ですね。冷えで固まった脂肪をマッサージでゆるめてあげると溶けやすくなります。すると脚も細くなるという嬉しい効果も。

マッサージは、入浴中やお風呂あがりが脂肪を溶かすのに効果的です。体が温まっているからですね。マッサージすることで脂肪が溶けやすくなり、流れやすくなるという理由からです。

ついでに入浴中にお風呂の中で、足先をマッサージしてあげましょう。足先は、体の中で冷えやすい部分。しかも靴の中で縮こまっていますよね。しっかりほぐしてあげることで下半身全体の代謝もアップしますよ。

落とすにはなかなか手ごわい皮下脂肪ですが、お互い諦めず、日々コツコツやってみましょうか^^