白髪隠しの手段としてウィッグが流行ってきていますよね。使う人の気持ち、よく分かります。
だって白髪が増えてくると、染めても染めてもすぐ生えてきて、生え際が汚い。白髪を染めるのが面倒。とくに冬は寒いから。
今回はそのお話です。
目次
白髪隠しにウィッグを買った女性
最近、親しい友人の知り合いの女性がウィッグを買ったと聞きました。ウィッグを買った理由は白髪染の頻度を減らしたいから。
その人のウィッグを付けたところを見て、友人も欲しくなったと言ってました。とても自然なウィッグだったようです。お値段は10万円未満だったとか。
友人はグレイヘアにしたくてウィッグが気になるようです。グレイヘアになるまでに黒髪と白髪、染めた髪の色とのコントラストが汚く見えるので、ウィッグを使いたいって言ってました。
そういった話をしていたので、最近私もウィッグが気になっていたのです。
イオンでウィッグの試着をしてみた
そんなとき、イオンに行ってたまたまウィッグ専門店の前を通り、ウィッグを見ていると店員さんから「つけてみますか？」と声をかけられました。
とても興味があったので「いいんですか？」とお願いし、つけてみることに。
ウィッグのお値段は様々。
2万円台、7万円台、20万円ぐらいのものもあります。
最初に店員さんからお勧めされたのが7万円ほどのウィッグ。
私の髪の毛はヘナ染めなので赤っぽいです。白髪のところがオレンジ色になるんですね。
それで似たような髪色のウィッグが良いとおすすめされました。
簡単過ぎるウィッグの付け方
部分的で小さめなウィッグの付け方は簡単です。
パチンパチンとかっちん止めのようなものを、2箇所自分の地毛に止めれば出来上がり。付ける時間はほんの数秒。あっという間です。
私が試着したのは、サラサラヘアーのウィッグ。私のストレートのショートボブにマッチしてなかなかいい感じ。まるで自分のつむじや分け目かと一瞬思ってしまったくらい(笑)思わず欲しくなってしまいました。
この日はまさに私の髪の毛の生え際には白髪が5㎜ほど出ていたのですが、ウィッグを付けると、つむじや分け目の白髪隠しは即成功したのでした。
ウィッグ購入後のアフターサービスとは？
買ったままだと髪の長さがまばらでかなり不自然です。なので、私の髪に合わせてカットしてくれるのだそうです。
購入してから期間限定ではありますが、アフターサービスで洗ってもくれるのだとか。
ウィッグよりも私の髪の毛が長くなるのは問題がないとのこと。つまりある程度は私の髪が伸びても違和感なくウィッグは使えるのだそうです。
ですが逆に私がショートカットにしてしまうと、ウィッグは合わなくなるとのこと。
つまりは極端にヘアスタイルを変えなければアフターサービスでカットもしてくれ、長く使えるようです。
20万円台のウィッグを試着してみた感想
そして次に20万円ほどするウィッグを付けさせてもらいました。こちらは人工毛の量も多いので、かっちん止めのようなのが３つ付いています。
すると前面から見た時にはいかにもカツラと言うのがバレバレで違和感大だったのですが、横や後ろを見ると、段カットがきれいに私の髪に馴染んでいます。
さすがに20万円のウィッグだわと思ってしまいました。。
7万円のウィッグに比べるとかかなりボリュームがあるので、前の方の髪の毛がもたもたしてしまうのですね。このウィッグは、髪の毛が少なくなった人を対象にしたウィッグみたいです。
2万円台のウィッグを試着してみた感想
ちなみに2万円台のウィッグも気になり、つけてもらいました。
すると頭の上にちょこんとのって、まるで河童の髪の毛のようになってしまいました。
ウィッグだけを見た時には普通に馴染むのかと思っていたのでびっくり。トマトのヘタのような感じです。笑ってしまいました。。人工毛の見た目も手触りも、7万円や20万円台のものと比べると、つるつるしていて、いかにもカツラといった印象がします。
というわけで7万円ぐらいのウィッグだと、私も違和感なくつけられることは分かりましたよ。
20代30代の女性もウィッグを利用する理由
20代30代といった若い人で白髪染ではなくおしゃれ染してる方が、頻繁に染めるのが面倒でウィッグを使っている方いらっしゃるんだとか。
あと、産後で髪が薄くなってしまった女性にもウィッグは人気だという店員さんのお話。
前髪やつむじの髪の毛を少し増やすだけで、顔の印象ってかなり変わりますからね。
もはやウィッグはシニアだけの道具ではないと分かると、気持ちが軽くなります(笑)
イオンモールのウィッグ専門店で試着した感想
ウィッグの付け方はパチンパチンと思った以上に簡単だったのですが、さすがに7万円かけるのはまだちょっと勇気が出ません。
2万円台なら買ってもいいかなと思ったのですが。もっとウィッグの需要が伸びれば安くなるのかもしれませんね。もうちょっと待ってみようかな。
それにしてもウィッグ侮れません。こんなに進化しているんだなあと、ウィッグのことを知れた、なかなかいい経験でした。
イオンモールに入っているウィッグ専門店。こちらの店員さんは売り込み感はとくになく、とても親切でした。
気になる人は、恥ずかしがらずに、ウィッグの試着に行くといいですよ。私がウィッグのお店に行ったのは、イオンの閉店前。お客さんはほかに誰もいませんでした。自分ひとりだと気兼ねしなくていいので、狙い目な時間帯ですね。
グレイヘアのステキな女性はつむじ隠しにウィッグを使用
あと余談ですが、ちょうどこの日に行った温泉で、グレイヘアがステキな70代くらいの女性を見かけました。ショートボブで、毛先に軽くクルっとパーマがかかっていてとっても素敵です。
日本人は黄色っぽい白髪になりがちなのですが、その女性は真っ白な白髪で美しい！見ていて惚れ惚れしてしまいます。
グレイヘアに憧れている私は「キレイな白髪ですね！白髪は染めていないんですか？」と。
女性は「パーマだけかけていますが、染めていませんよ。もう、白髪が多過ぎて染められないんですよ。。」とのこと。（おそらく、白髪染めしてもすぐ白髪になるということかと・・）
さらに「つむじの分け目が薄いのを隠すのに、ウィッグを買ってるんですよ。でも、長さが合わなくなったんで、カットしてもらいに行かないといけないのよね～。ウィッグは帽子代わりにもなっていいのよ。」と、お気に入りのようでした。
おしゃれな女性だと、ウィッグを普通に愛用していらっしゃるんだなーとこのとき思いましたね。
こちらの女性の場合は白髪隠しではなく、つむじに分け目隠しではあるけれど、まったく恥ずかしがっている気配がないのがまたいい感じ。それに、それほどつむじが薄いわけでもなかったので、おしゃれ感度が高いのだと思われます。
いろんな目的でのウィッグ使用。これからももっと流行るような気配です。
