あなたは2つの作業を同時にできますか?脳を鍛えることで注目されているデュアルタスク。
最近、掃除をしながらとか洗濯物を干しながら、脳トレしています。
でも、私は50代になったからでなく、昔から2ついっぺんにできない不器用者です(-_-;)
だから、うまくいかないことが多くてすっごいムカつきますが、知的な大人女性を目指しているのでがんばってます。といっても、たまにですが(笑)。
目次
脳トレになるデュアルタスクとは?
2つの作業を同時に行うことをいいます。
デュアルタスクで脳の委縮が防止され、記憶力も改善したというデータも出ているのです。
脳を鍛えたい中高年や認知症の予防をしたい人たちに注目されていますよ。
なぜデュアルタスクが脳を鍛えるの?
2つのことをいっしょに行うと、脳は混乱します。そこで、脳は行っていることを整理しようと、活性化するのですね。
簡単なデュアルタスクを行うことで、記憶機能がよく働くようになり、別のことをやっていてももうひとつの作業を同時に行うことができるようになるのです。
できないことに挑戦することが大事
大人になると、できないことは簡単に諦めがちです。「もう歳だから」と周りで言っている人いませんか?
できないことに興味をしめし、挑戦することが脳の刺激となり活性化となるのです。
いつもやっている作業をすることよりも、たまにやる新しいこと。手間がかかること。面倒なこと。そういったものが脳を鍛えるには良いのです。
月に1回だけでもいい、失敗してもいい脳トレ
脳を鍛えるデュアルタスクは、習慣化するのではなく、たまにやればいいし、短い時間でも大丈夫。思いついたときにやると、それだけで脳は反応して活性化します。
1回が2~3分だけでも脳が鍛えられるというから、やらないよりやったほうが良いですよね。
デュアルタスクをやって失敗するとムカッときます(-_-;)でも、失敗しても良いのです。目的は、作業の結果が正解となることでもうまくやることでもなく、できるように努力してやってみる過程が大事なのです。その作業に慣れてしまうと、脳を鍛える効果が少なくなってしまうのですね。
洗濯物を干しながら引き算する、デュアルタスクやってみた
100-7=93、93-7=86、86-7=79・・・と100から7を引いていきます。声に出して引き算の式を言っていきますよ。すると、最後は2で終わるはず。
洗濯物を干しながらひき算をやるんですね。簡単なことなんですが、これがなかなかできない。もともと暗算がすごーく苦手な私には面倒ですごい頭を使います(T_T)
ちょっと引き算を考えていると、すぐ洗濯物を干す手が止まります。声に出してひき算の式を言うのですが、自分が言った答えを忘れて「あわわっ」とまた最初から始めたり。最後は、2で終わらず「なんでーーーー!!」と叫んだり(笑)。
できないと悔しいですが、でも、いいのです。きっと脳は活性化しています。
掃除をしながらしりとりやってみた
掃除機かけながら、しりとりをやってみました。これは、引き算よりも簡単です。それでも、しりとりの次の言葉が出てこないと掃除機をもった手が止まります。途中、気を取られることがあると、何言ったっけ?とすぐ忘れます(-_-;)。
でも、いいのです。きっと脳は鍛えられていますから。
便利な世の中は脳を老化させる?
現代は、とにかく便利な世の中でありがたいのですが、便利なものに頼りっぱなしで思い出すこともしなくなりがちですよね。芸能人の名前が出てこないと、すぐスマホで検索して調べちゃうし。
お料理だってそうです。ピューラーとか便利な調理器具で包丁使わずにサッサと済ませちゃうし。ちなみに、ピューラーと包丁を使うときって、断然包丁を使うときのほうが脳の血流が多くなっているんですよ。それだけ、脳が刺激される度合いが違うってことですね。
お料理はとくに、脳を刺激するので良いと言われていますよね。同時にいくつもの作業をやるからです。デュアルタスク濃ゆっ。料理好きは脳が若返る秘訣ですね。私は料理嫌いですけど(-_-;)
デュアルタスクで脳がリフレッシュ
2つの作業をやるときは、脳が混乱するのでかなり頭を使って疲れます。でも、やったあとは、なんだかスッキリした感覚。脳がちょっと若返った?
私みたいに意地になって、何度も引き算をやりこなすのはNGですよ(笑)。
デュアルタスクで脳トレをやったあとは、家事や仕事がはかどる気もするのですが、いかがでしょう?