週刊誌の美容整形の広告で、眼瞼下垂(がんけんかすい)という
言葉を知りました。
まぶたを引き上げるための筋と眼球を守るかたい板は
腱(ケン)でつながっています。
この腱がゆるんだり、切れたりすると、まぶたが垂れ
下がってくるんだそうです。
それで、視界が狭くなるため、整形外科で、くっきり二重に
しましょうと、女性週刊誌に載ってたわけです。
フーン、そんなの、まれなことであって
恐怖をあおって、整形させるつもりね!
なんて思ってたら、とんでもないんですね。
眼瞼下垂って、誰でも引き起こしやすいことのようです。
眼瞼下垂になると、まぶたを開けにくくなるだけじゃなく、
下まぶたにも影響します。
クマができやすくなるのも、その症状だそう。
しかも、顔全体のたるみにシワの原因にもなるんだそうですよ。
つまりは、まぶたをこすらない、引っ張らないことが
老け顔予防になるわけです。
○老け顔予防や原因はこういったことも!
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最近の医学では、眼瞼下垂が、肩こりや頭痛、うつ病の
原因になるということも分かってきました。
まぶたにある腱は、アキレス腱のように、太いものではなく
明太子のように、薄い皮のような、とても繊細な組織だそうです。
この腱は、まぶたをこすったり、ひっぱったりすると、
その刺激から、のびたり、はずれたりといった眼瞼下垂の
原因となるんですね。
コンタクトレンズ使用も眼瞼下垂の原因になると知られています。
眼瞼下垂を引き起こさないためには、毎日のアイメイク時に
まぶたを引っ張る、かゆいときに目をこする、といった
ちょっとしたことでも注意が必要です。
まぶたをいじるのが癖になっている人は特にご用心ですね。
アイテープにちょっとだけ挑戦したことがありますが
あれは、けっこうまぶたをいじり回して、引っ張ったりしますよね。
ということは、アイテープには危険がいっぱいみたいです。
眼瞼下垂になったので、保険が効いて、パッチリ二重に
してもらったというおじさんを知っています。
そのときは、「羨ましい~」と思ったものですが
いやいや、そんなこと思うべきではないですね。
自然体の健康美が一番です。