ある日突然気付いた、首もとの黒いブツブツ。気づいてしまうと、やたらと気になるものです。いったいいつできたのでしょうね。
最初はホクロかな?と思っていたのですが、友人に聞いたりネットで調べたりしてみると、どうやら老人性イボらしきことが判明したのですね。老人性という、その名称になんだかとてもショックです。
なにより、春や夏になると首が大きく開いた服を着づらくなるのが心配です。
この老人性イボを無くす解決策や予防方法ってあるのでしょうか?
目次
首もとやデコルテにできる黒いブツブツは老化が原因?
小さく黒いブツブツ、ポツポツしたイボのような物は、古くなった角質が固まってしまったもの。角質粒またはスキンタッグと呼ばれます。
つまり加齢による肌のターンオーバーの乱れから、古い角質がうまく剥がれ落ちないのが大きな原因のひとつ。首もとやデコルテによく見られがちですよ。
紫外線や肌への刺激も原因となるので、顔のシミができる理由と同じようなものです。
老人性イボを取る方法
気になる首もとのぶつぶつを無くすには、病院でとってもらう、角質ケアクリームを使う、自分でとる、といった方法があります。
病院で取ってもらう
この老人性イボですが、黒褐色の扁平なイボだったり、出っぱったりと、その様子はさまざまです。飛び出たイボあれば、皮膚科や外科で切除してもらえます。
扁平なイボであれば切除は難しいために、レーザー治療になります。
レーザー治療になると保険適用外となり、全額自己負担ですから費用は高額です。
以前実際に、鼻の横にできた老人性イボを取りたくて皮膚科へ行ったことがあります。そのときにレーザー治療しますか?といわれたのですが、痛みを伴うという話だったので怖くて断念しました。
その後私は、ハイドロキノンクリームを使って、この老人性イボを目立たなくすることができましたよ。そのことはこちらに詳しく書いています。
→プラスレストアnanoHQクリームEX(ハイドロキノン)をひと月半使い続けた残念な結果とは?
角質ケアクリームを使ってみる
首いぼや首元のぶつぶつやぽつぽつに悩む人が多いせいか、角質ケアクリームが人気です。ターンオーバーの乱れによる、肌のごわつきや首のざらつき改善としても利用されていますよ。
自分で腕の老人性イボをむしり取ってみた
実は私、腕にできた老人性イボらしきものをむしり取ってみたことがあるんですね^^;
この、薄く茶色くしているところです。もとは、もっと濃い茶褐色の扁平なほくろのようないぼのようなものができていて、少しだけ剥がれ落ちそうになってたのです。
それで、自然と取れるのが待ちきれずにむしり取ってしまいました。そのときは新しい皮膚で肌色となっていたのですが、その後は、このように薄く茶色となってしまいました。むしり取った部分が濃い茶色となっています。。
すでに剥がれそうになっていたせいか、出血したり化膿したりはしませんでしたが、大きないぼになると、あとの心配もあるので、自分でむしり取るのはやめましょうね^^;
首もとの黒いポツポツを作らないための予防法
これ以上老人性いぼを作らない、増やさないために予防したいものですね。老人性イボの予防法です。
・ハトムギ酵素を使う
ハトムギは昔から、イボ取りや肌のトラブルに効果があると言われています。
使い方はいつも使う洗顔料にハトムギ酵素を3分の1ほど加えます。これを手のひらで混ぜ合わせから首やデコルテに伸ばし、軽くマッサージします。皮脂を取りすぎることなく肌の汚れがよく取れ、固くなった皮膚を柔らかくしてくれます。肌状態を改善するのに効果的です。
もっと簡単なハトムギの利用法は、はと麦茶を飲むこと。
ハトムギは漢方薬の成分であるヨクイニンが含まれるため、ハトムギ茶として飲んでも肌状態を良くしてくれると言われていますよ。
ハトムギは顔のむくみ改善にも効果があると言われています。昔からあって、よく使われているものには理由があるのですね。
・成長ホルモンの分泌をよくする
老化防止のみならず、アンチエイジング効果が高いと期待できるのが成長ホルモン。
肌の新陳代謝が悪くなって肌が老化するのは、成長ホルモンの分泌低下がひとつの原因なのですね。
成長ホルモンは、日中紫外線は浴びてダメージを受けた皮膚を、寝ている間に修復してくれる機能があります。よく言われていることですが、美肌になるには睡眠が不可欠なのです。
成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。とくに寝付いてから30分ほどでやってくるノンレム睡眠(深い眠り)の間に大量分泌されるといわれていますよ。
注意したいことは、眠る前の甘いものや炭水化物、アルコールを控えること。なぜなら、血糖値が上がると成長ホルモンの分泌が少なくなるからですね(寝酒の習慣をやめてよかった・・^^;)
良い睡眠のお手本ですね→吉瀬美智子さんの綺麗の秘訣は睡眠
また、成長ホルモンは運動後にも分泌されますよ。
運動量は、軽く汗ばむ程度の運動で大丈夫。無理することなく、適度な運動を習慣づけることが大切です。
・首からデコルテに向かってリンパマッサージを行う
リンパのは流れが悪くなると、肌のターンオーバーが乱れ、老人性イボができる原因になるともいわれています。血液もリンパも、悪い流れはひとつも良いことがないのですね。
私は簡単なやり方でやってます→首のしわやたるみを解消するリンパマッサージ
ちなみに、首やデコルテに比べ、皮膚がとても薄い顔のマッサージはしわやたるみの原因となるため、素人はやらない方が良いですよ。
・活性酸素を除去するビタミンを摂る
老人性いぼは、活性酸素がもたらす肌のサビだと、ときおり例えられます。
こういったサビを落とす働きをするのが、ビタミンEやビタミンC、βカロチンなどの抗酸化ビタミン。
ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、血行を良くして肌の新陳代謝を促します。アーモンド、落花生、イクラ、玄米、かぼちゃといったものに含まれますよ。
私は、アーモンドは食べ比べなんかして常備していますよ。
ビタミンCはよく知られているように、いちごなどの果物やキャベツ、小松菜など多くの野菜に含まれています。また、ビタミンCはコラーゲンの生成にも働きかけるので、さらに美肌効果が期待できますよね。
にんじん、ほうれん草、ニラといった野菜に含まれるβカロチンは悪玉コレステロールを減少させてくれる効果もあるため、老化防止に役立ちますよ。
こういったビタミン類を摂るのも大切ですが、活性酸素を作るストレスを溜め込まないことも忘れずにいたいですね。
また最近では、活性酸素を減らすピーナッツがハーバード大学で注目されていますよ。そのせいなのか、国内産のピーナッツのお値段が高いこと!
・肌のターンオーバーを正常にしてくれる4種類のビタミンを取る
老人性いぼは先に書いたように、古くなった角質が固まったもの。 つまり肌のターンオーバーがうまくできていないのですね。
通常は4週間から6週間のサイクルで、古い角質は垢(アカ)となって剥がれ落ち、肌の組織は生まれ変わります。 これが活発に行われないと皮膚は老化し、シワやたるみ、くすみなどにつながります。さらには、老人性イボと呼ばれる角質粒になるというわけです。
そこで、このターンオーバーを促進するのに欠かせないのが、つぎの4種類のビタミンです。
ビタミンA :皮脂腺や汗腺の働きを高めて、肌にうるおいを与えます。緑黄色野菜やレバーなどに含まれていますよ。
ビタミンB :ターンオーバー促進して肌にハリと弾力を与えます。青魚やブロッコリーなどに含まれています。
あと2種類はビタミンCとビタミンE。これらはすでに書いた通りです。
まとめ
本当に、突然気づくんですよね。今までなかったはずの変なものって^^;顔のしみもそうですが、こういった老人性イボ。そうそう、顔や首元だけではなく、体にもこういったしみや小さな扁平イボがちらほら。嫌ですね~(>_<)
できれば取りたいけど、レーザー治療の痛みが怖いんですよ、私。
まっ平らだったり、大きくなければ、痛みも少ないと皮膚科医の先生がおっしゃっていましたよ。でも、大きなしみや老人性イボでなければ、別にとらなくてもいいと思ってしまうし。女心は複雑なのです^^;
大きく成長してしまった老人性イボは、頑張ってそのうちレーザーで取るかもしれません。でも、その前にできることも多くあると分かりました。
・食事でビタミン類を意識してとる
・首元からデコルテへのリンパマッサージをやる
・ストレスをためない
・ハトムギを活用する
・良質な睡眠をとる
・適度な運動をする
・角質ケアクリームを使ってみる
こういったことをまずは、継続してやってみると良さそうですね。
首やデコルテが綺麗だと若く見えるし、髪型もアップしたりできておしゃれも楽しめます。私は顔が大きいので、首もとが大きく開いた洋服を好んで着ています。首が大きく開いていると、小顔に見える効果があったり、短い首もスッキリスラリと見せてくれますからね。そのためにも、頑張ってお手入れしなくては!