40代以降の大人女性には、ブラジャーのことでお悩みの方が多いのです。
なぜ大人世代の女性かというと、授乳後や更年期では体型や体質、肌質が変化していくからですね。
また、カップ付きキャミソール、いわゆるブラトップのことですが、これはもう長いこと流行っていますね。私もときおり使っていますが、このブラトップを使うと胸が垂れるといった話も耳にして気になります。
そういったブラジャーやブラトップについての疑問や悩みに答える特集があさイチであったので、まとめておくことにします。
目次
ブラトップは胸が垂れるのか?
ブラトップを愛用している女性は多いですよね。
とくに授乳後は、普通のブラジャーに戻れずに、ブラトップを使い続ける人が多いのだそう。楽チンですものね。
着心地が楽な分、心配もあります。カップ付きインナーを使い続けると、胸が垂れるのではないか?ということが不安なのです。
そこで、乳腺外科医の土居卓子先生が答えてくださいました。
「ブラジャーとカップ付きキャミソールでは、支える力さえある程度あれば、どっちを使っても、おっぱいの垂れを進めるといった心配はありません。」
専門家の答えに、ほっとした女性も多いのではないでしょうか?
おっぱいの垂れは、あくまでも加齢が原因です。カップ付きインナーをつけることとは関係ないということですね。
ただし、胸が垂れるのを加速してしまうかもしれないカップ付きキャミソールもあります。
そのキャミソールとは、前身頃にカップが付いているだけで、後ろ身頃はペロンと1枚布になっているもの。これだと、胸を支える機能がそなわっていないのですね。
つまり、胸が垂れにくいカップ付きキャミソールとは、背中側にも、ゴム付きの布が付いているものを選ぶことです。
↑これはキャミソールを裏返してみた前身頃。
↑こちらが、裏返した後身頃です。
バストトップが上がるのは、ブラトップとブラジャーではどっち?
数人の女性をブラジャーとカップ付きインナーを着てもらってバストトップを測ったら、みなさんブラジャーのほうが、少しだけバストトップが上がっていました。
その理由は、ブラジャーだと引っ張られる力が強いので、ねこ背が少し矯正され姿勢が良くなるからなんですね。
ねこ背だとバストトップが下がります。姿勢を良くすると、バストトップが上がるのです。
ということで次に、正しい姿勢を維持する方法とエクササイズをご紹介しますね。
バストトップを上げるためのエクササイズ
バストトップを上げるためには、正しい姿勢とデコルテを引き締めると良いです。
そのためのエクササイズをご紹介します。
正しい姿勢を保つための筋肉を鍛える方法
正しい姿勢とは、イスに座ったときに2つの坐骨が座面にしっかりあたる状態です。
ねこ背や反り腰だと骨盤が傾くので、坐骨がしっかりとイスにあたりません。ねこ背よりも反り腰よりも、正しい姿勢のときがもっともバストトップが上がります。
胸郭が360度開くイメージで呼吸すると、正しい姿勢を維持しやすくなります。姿勢が悪いと、呼吸が浅くなり、姿勢がよいと呼吸がしやすくなります。
正しい姿勢を保つために、大胸筋と菱形筋(りょうけいきん)と僧帽筋(そうぼうきん)を鍛えるのがおススメです。
①頭の下あたりで両手を組む。
②鼻で息を吸いながら、ゆっくりと腕を開く。
③口で息を吐きながら、腕を閉じる。
①~③を5回で1セット。1日に3セット行います。
デコルテを引き締める筋トレ
①上の画像と同じように、頭の下あたりで両手を組む。
②上を向くようにあごを少し上げて「イー」といいながら、口角を上げる。
これを、5回で1セット。1日に3セット行います。(※力を入れ過ぎないように)
これらのエクササイズは肩こり解消や、わきのお肉をスッキリさせる効果もあるとのことです。
女性ら3人で2週間ほど上記のエクササイズをやったところ、3人ともに2~4cmほどバストアップができていました。すごく簡単な筋トレだけど、効果があるんですね。
進化している大人のためのブラジャー
先に話したように、大人世代の40代50代女性は体に変化がおこってきます。そこで、ブラジャーが体に合わなくなってくる女性も多いため、ブラジャーも考慮されて使いやすいものが作られていますよ。
金属ワイヤーが苦手な人のためのブラジャー
おっぱいをしっかりガードしてくれる金属ワイヤー。この締め付けが苦手な女性多いですよね。私もすごく嫌いです。
とくに授乳後や更年期世代になると、金属ワイヤーがお肉に食い込むのが嫌になる人多いようです。
- ノンワイヤーのブラジャー
- 樹脂シートが入っているブラジャー
①最近では、ノンワイヤーといって、金属ワイヤーの代わりに、バスト全体を持ち上げる幅の広いシートが使われているブラジャーが出ています。
②ワイヤーではなく、樹脂シートが入っているブラジャーもありますよ。ワイヤーのように線ではなく、面でバストを支えるため、アンダーバストの負担が減るのです。ブラトップと同じように、縫い目のないモールドカップになっているので、違和感を感じにくくなっています。
40代~50代のハミ肉問題を解決するブラジャー
女性はとくに加齢によって、お肉が柔らかくなってきます。
40代後半~50代後半、更年期にさしかかると、女性ホルモンが減少し、皮膚の中にあるコラーゲンやエラスチンが少なくなります。それが原因となり、肌のはりがなくなり、たるみやすくなるのです。
肌のたるみによってブラジャーをつけたときに「ハミ肉」が目立ってきます。肌も弱くなるためにブラジャーの食い込みや跡も残りがちになります。
そこで、40代~50代向けのブラジャーが開発されていますよ。
その特徴は以下の3点。
- ブラのカップ脇のベルトが幅広ベルトになっている。
- ベルト部分が折り返しになっていて、ベルト上部にお肉の段々ができにくい。
- ベルトの端が縫い目のない切りっぱなし加工してある。背のお肉の段々が気にならない。
ブラジャーのこういった点をチェックして、試着し、腕を上げたり下げたりして、付け具合が自分にあったものを購入するのがオススメです。
40代以降の女性がブラジャーをつけたときの悩み解決法
- ブラジャーのストラップがお肉に食い込む→ベルトが幅広のものにする。
- むれる→パットをはずす。または、パッとが通気性の良いものや薄いものにする。
- (乾燥肌などで)かゆい→肌にあたるところが綿素材100%もしくは綿素材が多い物にする。
よくあるブラジャーに関する質問Q&A
ブラジャーの洗い方
手洗いが基本です。手洗いが面倒であれば、ブラジャー専用の洗濯ネットを使い、できれば洗濯機の手洗いモードがよい。洗濯の際は、パットははずして(生乾きの原因となるため)ホックはとめ(ホックの金具がレースに引っかかるのを防ぐため)、ブラは貝のように丸く閉じて洗濯ネットに入れる。型崩れは自己責任で。
ブラジャーの干し方
ブラの下を2~3ヶ所洗濯バサミで挟んで、下げて干すと綺麗な状態が長持ちしやすい。
寝るときにもブラジャーはつけたままがいいの?
通常のブラジャーは昼間に立っている状態用なので、付けて寝るのなら、ナイト用を使う。ブラジャーをつけたままだと寝苦しいのであれば、つけなくて良い。それよりも、ぐっすり眠れる方が大切。
「ブラトップと大人女性のブラジャーのお悩み解決法」を見ての管理人の実情
見て良かったです。私は垂れるほどない胸だと思っていたのですが、小さくても胸って垂れるんですね(笑)。
カップ付きキャミソールは、多くの女性と同じように胸が垂れそうと思うことと、ゴムがけっこうキツイので、買ったもののほとんど使っていません。
寝るときにつけるナイトブラも買ったけど窮屈でほとんど使っていません。無理に使う必要はないと知って、ホッとしました。
アラフィフの女性は女子力が落ちてくるので、下着をおしゃれなデザインのものを買うようしているという方もいますよ。納得です。
私は、下着はつけ心地が良ければ、ほぼデザインは無視です。おしゃれな下着になると、お値段も良くなりますよね。となると、大事に使いたい。でも、手洗いなんて無精者なのでやりたくない。
ってことで、ユニクロのブラばかり使っています。パットが効いてるし、つけ心地も問題なし。洗濯機でネットに入れて洗ってもあまり型崩れしません。型崩れするころには、新しいものに買い換えます。お値段安いので、早めに買い換える決心ができるのも良いです。欲を言うと、ユニクロのブラに、もうちょっとバリエーションできると嬉しいんですけどね。
ブラの干し方ですが、あさイチ!にゲスト出演されていたくわばたりえさんと同じく私も、ブラの真ん中を1ヶ所だけ洗濯バサミで挟んで干してます。くわばたりえさんが、洗濯バサミを節約したい(洗濯物が多いからなんでしょうが)とおっしゃってましたよね、同感です。
さて、昨日からやっている、正しい姿勢を保つエクササイズ。最初は、「効く!」って思ったけど、やってるうちにそうでもないような気が・・。
すでに毎晩、ストレッチバンド使って、30分くらいストレッチしてるからかな?(笑)
とりあえずいつもの、信じるものは救われるの精神で、しばらく続けてみるつもりです。