40歳になるかならないかの頃に、もう40歳なんだ~って、なんだか気落ちして、うつっぽくなった時期がありました(笑)。
こういうのが、脳にとっても一番いけないんですって。
私みたいに、歳をとっていく自分に抵抗感を持ってしまうことで更年期でもないのに、鬱状態におちいっていく人もけっこういるそうですよ。
もう歳だから、新しいことを覚えられないとか、忘れっぽくなってきたとか、それって思い込みなんだそうです。
もっと自分の脳に自信をもつことで、気持ちのオバちゃん化はやめることとしましょ~。
実は、脳って、健康であれば、120年ほどもつし、なかなか衰えるものではない、と「HERS」でお話してくださっているのは脳研究者であり薬剤師でもある池谷裕二さん。
アメリカの実験でも、おもしろい結果が出ていますよ。
「心理学のテスト」として、記憶力のテストを70代の年配者と20歳前後の人にテストを受けてもらった結果、点数が変わりませんでした。
なのに、「記憶力の試験」としてテストを受けてもらったら、年配者の点数がかなり低かったそうです。
この結果からわかることは、自分は歳をとっているからできないという思い込みが、点数を下げてしまっているということ。
こんなにも、はっきりと現れるものなんですね~。
子供が覚えが早いのは、興味があることに対しての熱意の違い。覚えようとする強い意志が必要なんだそうです。
その熱意はどうやったら出せるのか?
答えはずばり、「バカになること」
私って、何やってるんだろ~なんて思ったらダメ。
一心不乱で我に返ることなくやる状態が、能力を発揮するためには需要だそうです。
それって、恋愛において、好きな人のためにがんばるってことと同じみたいですね。
(恋愛って、ある意味バカになってるのかも?)
それから、脳を騙して?ポジティブな力を発揮させる方法も。それは、脳を鍛える=体を使う ということ。
体を使うってことは、運動するってことだけではなくて、本を読むのに目を使う、音楽を聴くのに耳を使う、といったことも含まれます。
外から入ってくる声も重要で、プラスの言葉を投げかけられると脳がその言葉を本当だととられ、通常よりもプラスの力が働くんだそうですよ。
いわゆる、子供を褒めて伸ばすということと同じことかな?
あと、他にも、作り笑いも本当に効果があるみたい。これも体を動かすことになるんですね。
口角を30秒上げるだけで、本当に気分が晴れてくるそうです。やってみる?
そして、口角を上げている方が、何かをやる能力が向上するとも言われています。
そして、ガッツポーズやヨッシャーといったポーズも脳がポジティブモードになります。
そういわれて考えてみると、運動選手なんかは、よくやってます。
でも、私たち世代の女性って、つい歳だ・・と劣等感をもってしまいますよね?
これってどうしてだと思います?ヨーロッパでは、歳をとるごとに魅力的な女性になると
いわれているそうです。
つまりは、日本では、外見重視の男性のおかげではないかと?
そして、「自分はおばちゃんだから」と開き直ってしまうから大きな声でおしゃべりしたり、ものごとを言い過ぎたり、といった行動にでるのでは?
というわけで、「脳は衰えないんだ!」ということが分かったので、歳のせいにせずに、新しいことにもジャンジャン興味持って挑戦していきたいって思っています。
さて、まずは何から始めましょうね?^^