えごま油や亜麻仁油で話題になった体にいいオメガ3、αリノレン酸が多く含まれることで人気が出たクルミ。
はい、私もクルミとアーモンドの大袋を買い込んで毎日食べていますよ。手のひら1杯分を目安に食べています。でも、全然太りません。太らないどころか2キロ痩せました^^;(え、夏バテか?笑)
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クルミやアーモンドに他の種類のナッツを加えても痩せ効果がある
痩せる効果を実感中の私ですが、栄養あってお通じ良くなるし体にいいこといっぱいなのですが、クルミとアーモンドってお値段が高いのがネック。良質な無塩・素焼きのナッツほど高いです(T_T)
そしたら、お手頃な価格のピーナツや大豆などのナッツも合わせてのミックスナッツでも痩せ効果があると耳にして調べてみましたよ。
米国在住の女性看護師を対象に行った、ピーナツやアーモンドなどを含むナッツ類を食べる頻度とBMI(体格指数)の関連を追跡調査。1回の量を28gと定義し、1週間に7回以上食べる群は、1週間に1回も食べない群に比べ、BMIが低かった。
(日経ヘルスより)
BMIというのは、肥満や痩せを数値で表すものですね。ということは、ナッツ類を食べない人よりも毎日食べた人のほうが痩せていたということなのです。
なぜ、カロリーの高いナッツ類を毎日食べても痩せるの?
・毎日食べるといっても1日で食べる量は25g(片手のひらに軽く1杯分)を目安とします。
・ナッツには主に良質な脂肪によって満腹感が得られやすく間食が減ります。
・ナッツ類の食物繊維により、便通が良くなって体重が減りやすいです。
・アーモンドに多く含まれるビタミンEやクルミに含まれるポリフェノールを毎日とることで、酸化ストレスが減り、ダイエットしやすくなります。
・とくにダイエット効果が高いのはクルミとアーモンド。この2種類を7割にしてあと3割を他のナッツ類としても痩せ効果は同じように期待できます。
クルミやアーモンド以外のナッツ類を食べることで得られる効果
クルミとアーモンドだけでも痩せ効果があるのですが、いろんな種類のナッツも合わせて食べることで得られる栄養や効果もあるのです。
・クルミはとくにその味が苦手な人が多い。他の種類のナッツも組み合わせることで食べやすくなります。
・クルミやアーモンドはお値段が高い。他の種類のナッツも混ぜることでお財布にもやさしくなります。
・いろんなナッツの味を楽しめるので、飽きずに続けられる効果があります。
・クルミやアーモンドだけでも、その硬さから噛む回数が増えるのですが、他のナッツ類も合わせて食べることでさらに咀嚼回数が増えるといわれています。結果、満腹感が得られやすいのです。
・他の種類のナッツを食べることで、クルミやアーモンドにはない栄養素をとることができます。
クルミやアーモンドと合わせて食べたいオススメナッツの種類
痩せ効果を期待するには、くるみとアーモンドで7割、その他のナッツ類で3割とするのが目安です。
くるみの栄養と効能
他の種類のナッツと大きく違う栄養効果では、クルミはαリノレン酸が多いこと。
αリノレン酸とは、血管をしなやかにしたり細胞の活性化を促す働きもあるといわれています。また、くるみの薄皮にポリフェノールが豊富なので、抗酸化作用が期待できます。
クルミは、ほかにも体にいい多くの効能があると期待されていますよ。
アーモンドの栄養と効能
アーモンドには、ビタミンEが多いので、アンチエイジング効果が。
余分な糖や脂肪の吸収を妨げて便として排出したり、糖とタンパク質が結合してできるAGEの発生を防いで排出させるといったデトックス効果も期待されています。
ほかにも、アーモンドには体に必要なビタミン類やミネラル類も豊富です。
カシューナッツの栄養と効能
女性に不足しがちな亜鉛や鉄、マグネシウム、カルシウムといったミネラルが含まれているカシューナッツ。
ただし、他のナッツ類と比べると糖質が多くカロリー高めなので、クルミと同じく食べ過ぎには注意です。
ピーナツの栄養と効能
これも実はナッツ類ではなく、マメ科。薄皮に抗酸化成分のアントシアニンやレスペラトロールを含みます。
炒り大豆の栄養と効能
大豆もナッツ類ではありませんね。ピーナツと同じくマメ科。
大豆は他のナッツ類に比べてみてもタンパク質に食物繊維が豊富。
他には、とくに更年期世代の女性に欠かせないイソフラボンが含まれています。イソフラボンは抗酸化成分の一種なのですが、更年期に減少してくる女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることで有名ですよね。
女性ホルモンが減ってくると老化促進だけではなく、高血圧や骨粗鬆症といったさまざまな病気の原因となります。更年期予防にも、ナッツ類に加えて食べたい炒り大豆です。
ひまわりのタネの栄養と効能
抗酸化作用のあるビタミンEや貧血予防になる鉄、糖質の代謝にも働くビタミンB群といった栄養が豊富です。
かぼちゃの種の栄養と効能
カルシウムやリン、鉄などのミネラル成分が豊富。
効能としては、排尿障害の軽減、新陳代謝を高めたり、コレステロール値を下げる効果が期待されるなど、漢方では生薬としても使われています。
タイガーナッツの栄養と効能
これもナッツではなくカヤツリグサの地下茎のこと。食物繊維がとてお豊富で、最近海外で話題になっています。
というわけで、ナッツ類といってもナッツではないものも多いのですが、日頃私たちがナッツ感覚で食べているような物をクルミやアーモンドといっしょに食べるといいですよね。
これらを毎日食べる注意点としては、無塩で素焼きのものを選んで購入し、食べ過ぎないようにすることです。良質なものを、ほどほどな量でいただくのが体にいい食べ方ではないでしょうか。