健康美活

【老いる自分をゆるしてあげる。】上大岡 トメ著を読んだ感想

閉経しそうでなかなか閉経せず。子宮筋腫のせいでだらだらと生理が続く中、イライラしたり涙もろくなったり、鬱っぽくなりがちな日々を送っております。

そんなとき書店で私の目を惹いた本「老いる自分をゆるしてあげる。」

目次

「キッパリ!」の著者上大岡 トメさんだった!

老いを自分をゆるしてあげる

なんとなく見覚えのあるイラストだな~と思ったら、かれこれ10年以上前に大ブームとなった「キッパリ! たった5分間で自分を変える方法」の著者上大岡 トメさんの書かれた本でした。

なので、漫画なのですが、私と同じく1965年生まれというトメさん。

ヨガをやったり食事に気を付けたり、早寝早起きも心掛けているというから私とそっくりな健康オタクではないですか!(笑)

そこにも共感して、すぐさま「老いる自分をゆるしてあげる。」を購入して持ち帰り、読んでみましたよ。

鏡を見ては老いを感じ、情緒不安定ななか、これからの老いに不安を感じている私。

少しでも気持ちを楽にしたいと手に取ったトメさんの本。読んで印象に残ったところ、自分と照らし合わせての感想をまとめておきたいと思います。

 

「老いる自分をゆるしてあげる。」の概要

「老いる自分をゆるしてあげる。」では、主人公の上大岡トメさんが50代に入って初めて喘息(ぜんそく)という病で悩まされ、さらに、老いに不安を感じているとき、アンさんという不思議なおばあさんに出会います。

そのアンおばあさんから、「老い」について教えてもらうといったお話です。

50歳寿命説

なんと、しょっぱなから衝撃的な内容です。

人はたったの50年が寿命という説があるのだとか。

とはいっても、平均年齢80代となっている今、信じられませんよね。

つまり、50歳以降は各自のメンテナンスや環境によりけりで寿命は延びる、といった説になります。

さつき
さつき
たしかに私のまわりを見てみても、50歳前後から男性も女性も病気になる人多いです。

私も大きな病気こそしていませんが、50代になってからというもの、調子が悪い日の多いことといったら話は絶えません。。

たしかに体のメンテナンスは大切なんだろうなと実感中。

とはいっても、いったいどんなメンテナンスをすればいいのでしょうね?

 

老化は止められないけれどゆるやかにできる

50歳からを生きる

「老いる自分をゆるしてあげる。」では、人間には「老化のプログラム」が備わっていると書かれています。

プログラムが備わっているからには、老化は止められないというわけ。
でも、老化を緩やかにすることはできるとアンおばあさんは言います。

年齢を重ねるにつれ、老けている人と年齢よりも若々しく見える人の差が出てくるのは一目瞭然

年齢のわりに若い人を見ると羨ましくなりますが、そうなる可能性は私たちにも十分にあるのです。

それには生活習慣を見直すことが鍵のようです。

 

老化をゆるやかにするには「骨」と「筋肉」を強くする

上大岡トメ

老化をゆるやかにするためには、造血の役割を担う骨を強くし、歩くための筋肉を強くすることが不可欠だとアンおばあさんはいいます。

なぜなら、新陳代謝している骨は老化するし、筋肉は使わないと減ってしまうからですね。

骨を強くする

骨を強くするには、次の3つが最重要キーワード

  1. 運動
  2. 食事
  3. ストレスをためない

こういった通常良しとされる生活習慣を心がければよいようです。

とくに、歩行や運動による衝撃によって骨が生成活動を行うとは驚きました!カルシウムをとっていればいいもんでもなかったのですね。。

さつき
さつき
詳細は「老いる自分をゆるしてあげる。」を読んでみてくださいね!

ありきたりなとなので、な~んだそうかと思いがちですが、実はそういった望ましい生活習慣を続けるのが難しいんですよね。。

 

筋肉を鍛える

老化で筋肉は減ります。使わないとさらに減ります(怖っ)
筋肉は何もせずに貯えておくことはできませんが鍛えることで増えるので、簡単な運動は不可欠です。

鍛える筋肉ですが50歳を超えたら、運動選手が使う筋肉ではなく、生活上よく使う筋肉を鍛えるようにします。
なので、ジムに通うなどしなくても、空いた時間に自分でやれる運動でも充分。レッツ自主トレ(笑)

ただしそれには、次の4つの筋肉を鍛えることがポイントです。

  1. 大胸筋
  2. 大殿筋(お尻)
  3. ヒラメ筋(ふくらはぎ)
  4. 大内転筋(内股)

これらの筋肉を鍛える超簡単な運動方法は「老いる自分をゆるしてあげる。」にも記載されていますが、このサイトでも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

老いをゆるやかにするには、正しい姿勢で歩くことが不可欠ですが、良い姿勢で歩くにも筋肉を鍛える必要があることを忘れずに!

 

老いをゆるやかにするには「養生」をおろそかにしない

老いをゆるやかにする

食生活に気を付けたり、運動をやるようにしたりといったことは、けっこう実行できるものですが、毎日の生活の中で「養生」をするというのは、なかなかできないものだと思いませんか?

仕事をしている人に限らず、主婦業でもついつい人はムリをしがちです。

さつき
さつき
ですが、「疲れがとれない」「腰痛が出る」「目がかすむ」「胃もたれ」「肩のコリ」などといったいつもと違う症状が出たら、養生をとるようにするべきだとアンおばあさんは言います。

若いころだとけっこう無理がきき、気合いでどうにかなるものですが、50代を超えてからもそれを続けていると、体調を壊すことになります。

しいては、それが老いの加速や病気にもつながるのですね。

養生するとは?

東洋医学でいう「気」を養生するとは、以下4つのバランスを整えること。

  • 睡眠
  • 食事
  • 運動
  • 感情

これらも一般的な健康を保つ生活習慣ではありますが、意外にも「喜び」といった感情も「気」を減らすのだそうです。

つまり、遊び過ぎても養生が必要なのです。。

 

「気」の容量には個人差がある

私は昔からすぐ疲れるし、20代の頃でも夜は遅くまで起きていられないたちでした(今は、時々不眠ですが・・笑)どうして私は他の人と違うのだろう?と不思議でした。

それは、持って生まれたエネルギーが少なかったのだな~とアンおばあさんの話を読んでいて腑に落ちました。

さらに、中学生時代にダイエットをし、その後も太るのがトラウマになっていたので小食だったこともあり、つねにエネルギーが不足していたのでしょうね。今になって思うと、もったいないことをしました。

もともとの「気(エネルギー)」の容量には個人差があります。「老い」をゆるやかにするにはその手持ちのエネルギーを減らさない工夫が必要です。それにはある程度手抜きをし、「適当」な人になること。
また、生活の中でストレスになることやネガティブな感情を持つことをあえて考えない。意識していないと、人は自らそういった思考を持ちたがります。

 

「老いる自分をゆるしてあげる。」を読んでみての感想まとめ

老いを許してあげるを読んだ感想

というわけで、「老いる自分をゆるしてあげる。」では、「老い」をくいとめることはできないけれど、「老い」を緩やかにする手立てが書かれています。

つまりタイトル通り「老い」は受け入れるしかないというわけです。

さつき
さつき

それにしても私の経験からして、よく眠れない日が続いたり、体調がすぐれないといろんな不調や鏡に写される「老い」が不安や増し、恐怖となって迫ってくるようです。。

ですから、やはり睡眠や体調を整えることが一番大切だなって実感。

 

上大岡トメさんも、

50歳を過ぎて生きてるなんてそれだけでラッキー
50歳から先はもらった人生だと思えば・・

と書かれています。

人生80年と思うと、まだまだ普通に元気に生きて当然なのに、なんでこんなに不調?とイラだったり不安にもなってきます。

でも、50歳寿命説を知り、生きててラッキーとなると、ありがたく思え、毎日を大切にしなきゃという気持ちさえ湧いてきましたよ。

ざっとかいつまんで、私自身のことと照らし合わせてまとめてみました。

50代での体の異変や老化は人それぞれ。私の友人らをみてもいろいろな症状がありますね。

なんとなく不安だったり心がどよーんと落ちている女性の方は「老いる自分をゆるしてあげる。」を読んでみてはいかがでしょう。

老いる自分をゆるしてあげる。 楽天での感想では、「医学書」みたいだけど分かりやすいといった感想がありますね。なるほど・・

今の状況がどういった理由から来ている物なのか、が少しでも分かると、許せるようになって心も軽くなり、今、自分にやれることをやろうという気分になれる、そんな気がしています。

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